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植物百般 インタビュー
「石はカッコイイ」(その4)
JGN理事 高崎設計室代表取締役 髙﨑 康隆

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庭づくりの重要な素材として使われる石。世界中の人々の心をとらえる伝統的な日本庭園の石組は、誰でも一度はご覧になったことがあるはずですが、草花や樹木といった植物素材に比べると少々ハードルが高く感じられるかもしれません。「難しく考えずに、まずは石を見て想像を広げてみましょう」と話す髙﨑康隆理事。自身の石との出会いから、インタビューが始まります。

► 髙﨑 康隆(たかさき やすたか)
高崎設計室代表取締役 石組師 京都造形芸術大学講師
京都で古庭園の調査・測量に従事。造園家 中島健氏に師事。伝統庭園とともに草花を取り込んだ庭園を手がけ、職人と設計者両方の仕事を体験する。著書・監修に「庭仕事の庭石テクニック」、「原色庭石大事典」(共に誠文堂新光社)など多数。JGN理事。
インタビュー「石はカッコイイ」(その4)

►「石はカッコイイ」を初回から読む

JGN事務局スタッフ(以下JGNで表記):
もう一か所くらい、ご紹介いただけませんか?

髙﨑:
たくさんあるんだけど、そこは音羽サロン(注)で直接説明したいな。う~ん、それじゃあ有名どころで桂離宮。複数の庭石を置く時は、石を組むと言います。この庭で私が好きなのは、二石組。なんとなく日本庭園の石は3つ以上の組み合わせのようなイメージがありませんか?

(注)当会事務所で行われるサロン。会ってみたい人に膝突き合わせて話を聞いちゃおうという、現代版寺子屋企画。いわゆる講義ではなく、講師と参加者の闊達な対話で進められます。
►音羽サロンのこれからの予定はこちら

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その4)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

桂離宮の石組。偶数の石の組み合わせは決して珍しくない。

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