【終了】2021年6月26日～8月29日江戸の天気 太田記念美術館(オンライン展覧会同時開催)
～2021年8月29日YouTube無料配信！山種美術館×太田記念美術館　トークライブ「天気はどのように描かれてきたか―日本絵画と浮世絵を例に―」

浮世絵にはさまざまな気象現象が描き込まれています。晴れわたる空、土砂降りの雨、しんしんと降る雪、雨あがりの虹。刻々と変わる天気を、浮世絵師たちは繊細な色彩の変化によって、あるいは大胆にデフォルメし表現してきました。

日本の、季節によって変化する多様な気候は、今も昔も人々の暮らしにも大きな影響をあたえています。江戸時代には大雨による洪水が度々おこり、また予期せぬ天候不順が飢饉を招くこともありました。科学の発達した現代においても、私達は天候をコントロールすることはできません。天気予報を頼りに日々の気象の変化に備えていますが、近年では大雨や酷暑など異常気象が話題となり、気候変動への関心も高まりつつあります。

本展では、絵の中の天気に注目し、葛飾北斎や歌川広重、小林清親らの手によって生み出された風景画をご紹介いたします。浮世絵師たちの個性あふれる表現を通して、うつろう空模様を愛でる日本人の美意識はもちろん、時には風雨に翻弄されながらも繰り広げられた人々の営みにも触れていただけることでしょう。

太田記念美術館にて、2021年6月26日（土）～7月25日（日）開催の「江戸の天気」（前期）のオンライン展覧会です。展覧会は前期と後期で全点展示替えを行いますが、本オンライン展覧会では、前期展示56点の画像と解説を掲載しています。

オンライン展覧会の入館料は、展覧会と同じ800円です。一度記事をご購入されると無期限で、より大きなサイズでご覧いただけますので、美術館で実物をご覧いただくようにお楽しみいただけます。
いつでも、どこでも、好きな時に「江戸の天気」展をご鑑賞ください。

►【オンライン展覧会】「江戸の天気」展（前期） はこちらから
►【オンライン展覧会】「江戸の天気」展（後期） はこちらから

前期と後期に展示する作品全て（113点）をご覧いただけるオンライン展覧会「江戸の天気」（通期）を配信しております。前期と後期を別々にご購入されるよりも200円お得となる1400円です。内容は共通しておりますので、後期展示にもご興味のある方は、こちらのご購入をお勧めいたします。

►【オンライン展覧会】「江戸の天気」展（通期） はこちらから

山種美術館と太田記念美術館の学芸員２人が語り合う、日本美術の「天気」。先日開催したトークライブのアーカイブを8/29(日)までの期間限定で配信しています。こちらをご覧いただければ、現在、両館で開催している展覧会をより一層お楽しみいただくことができます。（2021年8月11日太田記念美術館のTwitterより）

►太田記念美術館のTwitterで詳細を見る

※上記の情報は変更される場合がございます。ご来館の際は、ホームページ等で詳細をご確認くださいますようお願い申し上げます。