田中敏夫- ggrosarian「バラ咲く庭の物語」より
モス・ローズはケンティフォリアから枝変わりとして生まれたものだったこと『434夜 初めのモス・ローズ』で書きました。
ケンティフォリア系モス・ローズが市場へ出回り始めたことも前夜で書きました。しかし、さらにケンティフォリアではなく、ダマスクからの枝変わりとみられるモス・ローズが現れ、1830年ころには知られるようになりました。
花形はダマスク、苔というよりも小さなトゲが密生するという特徴があります。特出すべきことはよく結実する品種があること、また、オータム・ダマスクの性質を受け継いで返り咲きする性質を持つものも出てきました。これらのモス・ローズはダマスク系と呼ばれています。
434夜ではケンティフォリアのユニーク・ブランシェからの枝変わりであるシェイラーズ・ホワイト・モス(Shailer’s White Moss)をご紹介しましたが、返り咲きするダマスク系ホワイト・モスも出現しました。
カトル・セゾン・ブランシェ・ムスー(Quatre Saison Blanche Mousseau)- 1829年以前
中輪、ボリュームのある丸弁咲きの花形。
花色は純白となりますが、明るいピンクが花弁にまじることがあります。
鮮烈なダマスク系の香り。
幅広、縁のノコ目がきわ立つ、明るいつや消し葉。固めの枝ぶり、中型のシュラブとなります。
春の開花後、時に秋にも返り咲きすることがあります。
►この記事を詳しく読む
►GARDEN STORYで執筆中!
田中 敏夫 | |
---|---|
Blog | ◆ GARDEN STORYで執筆中 ►執筆記事はこちらから ◆ 旧Blog「バラ咲く庭の物語」 |
Gadenet(ガデネット) 会員情報マイページ |
https://gadenet.jp/ggrosarian.minibird/ |
住所 | 〒290-0141 千葉県市原市ちはら台東2-13-1 |
TEL | 0436-52-5156 |
担当者名 | 田中 敏夫 |
お問い合わせTEL | 080-5467-9145 |
お問い合わせメール | tanatoshi@ggrosarian.minibird.jp |
備考 | 週末などに下記店舗にいることが多いです。 (いるかどうかは要問合せ) 音羽建物(株)グリーン事業本部グリーンショップ音ノ葉 |
※こちらの基本情報は、掲載時点のものです。変更やリンク切れの可能性もございますので、Gadenet(ガデネット)会員情報マイページ内の紹介ページをご参照ください。
►紹介ページはこちらから