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JGN創立メンバーの御巫由紀さんが執筆した『野ばらハンドブック』が、世界バラ会連合 優秀書籍賞を受賞しました!

JGN創立メンバーの御巫由紀さんが執筆した『野ばらハンドブック』が
世界バラ会連合 優秀書籍賞を受賞しました!

JGN創立メンバーの御巫由紀さんが執筆した書籍、『野ばらハンドブック』が、アデレード(オーストラリア)で開催された『2022 World Rose Convention 世界バラ会連合第19回世界大会』で 優秀書籍賞を受賞しました。

世界バラ会連合(World Federation of Rose Societies)とは

バラに関する知識の共有と世界のバラ愛好家の交流の場の拡大を目的として、1968年に8ヶ国が集まって設立され、現在は39ヶ国が加盟している。

優秀書籍賞について

3年に一度開催される世界バラ会連合 世界大会(World Rose Convention)の授賞委員会(The Awards Committee)の審査で、受賞作品が決定される。世界大会開催5年前以降に出版されたバラの書籍を対象として、審査が行われる。バラ栽培の振興やバラに関する園芸科学の基礎知識の向上などに貢献した書籍を表彰するため2004年に設立され、2018年までに世界15ヶ国で出版された33作品が受賞した。

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►『2022 World Rose Convention 世界バラ会連合第19回世界大会』の詳細はこちらから
►千葉県立中央博物館HPで詳細をみる

千葉県立中央博物館の研究員が世界バラ会議で優秀書籍賞を受賞!

令和4年10月27日から11月3日までオーストラリア・アデレードで開催された「世界バラ会議」において、県立中央博物館(千葉市)の御巫 由紀(みかなぎ ゆき)資料管理研究科長が執筆した「野ばらハンドブック」が日本人としては2人目となる「世界バラ会連合 優秀書籍賞」を受賞しました。
世界的にも野ばらだけに焦点を絞った書籍は珍しい中、精細な写真で野ばらの特徴を わかりやすく解説している点が高く評価されました。
なお、本書籍は県立中央博物館で閲覧・購入が可能です。

受賞コメント

本書の制作にあたっては、野ばらを最高のタイミングで撮影することの難しさを痛感しました。写真家 大作晃一さんの撮影技術と、佐倉草ぶえの丘バラ園等の協力のおかげで、思い描いたイメージどおりの本を作ることができました。世界39カ国からバラの権威が集まる場でこのような賞をいただけたことは本当に嬉しく、今後の励みになります。
(2022年11月11日、千葉県ホームページの報道記事より抜粋)
►千葉県ホームページで詳しく読む
►御巫由紀さんがfacebookで受賞コメントを掲載されています。

御巫由紀プロフィール

千葉県立中央博物館 主任上席研究員/自然誌・歴史研究部 資料管理研究科長
千葉大学自然科学研究科博士課程修了、農学博士。千葉大学非常勤講師。世界バラ会連合ヘリテージローズ保存委員会前委員長、NPOバラ文化研究所理事、国営越後丘陵公園国際香りのバラ新品種コンクール審査委員。
植物分類学が専門で、千葉県立中央博物館で植物の標本、貴重書・絵画等の資料管理を担当するかたわら、バラの野生種の分類と自生地の現状、品種改良の歴史を探る。毎年、春から初夏にかけてバラの花を求めて国内外を巡るとともに、バラを中心とした講演会等で講師を務める。著書は「魅惑のオールドローズ図鑑」(世界文化社 2018年3月)、「野ばらハンドブック」(文一総合出版 2019年6月)。JGN創立メンバー。

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