ガーデニング・園芸を楽しむJGNのコミュニティサイト

『晩春の十勝ヒルズ&ヒトツバタゴ』『真鍋庭園見学会』
笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

笠 康三郎氏『青柳庵日記』

晩春の十勝ヒルズ

昨日は十勝ヒルズへ。例年7月に来ていたのですが、昨年は猛暑日に当たってしまい、園も午後からは緊急閉園になるほどでした。このため今年は早めに来ることにしたのです。

まず向かったのはショップの横に植えられているハンカチノキ。今年はたくさんの花が咲いたとの連絡をもらっていたのですが、ざっと数えても300以上の花が咲いていて、しかも手に取るような低いところにもたくさんの花が咲いています。今週末まで咲いていますので、ぜひご覧いただきたいです。

『晩春の十勝ヒルズ』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

この時期に来たことがなかったので、初めて満開のフジの花を見ることができました。こんな低い位置に咲かせてもしょうがないので切ってしまえば?と言ったら、絶対にダメです!!とのこと。犬を連れてきた人達が、必ずここで写真を撮しているとのこと。ガーデンのニーズも多様化しているのです。

『晩春の十勝ヒルズ』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

この時期にした理由の一つが、たくさん植えられているツツジ類の同定でした。ほとんど分かったのですが、たくさん植えられている白いツツジだけが分かりません。白琉球の様だけど落葉性だし、花が少し小降りで花弁にフリルが付いているのです。これだけが持ち帰りになってしまいました。(※翌日真鍋庭園にも同じものがあり、予想通りヨドガワツツジの原種であるチョウセンヤマツツジの白花でした。)

『晩春の十勝ヒルズ』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

作業として進めたのが、花木類の剪定・整枝です。ヒコバエやからみ枝の処理がやられておらず、ちょうど花が終わったマグノリアやサクラ類などを中心に、かなり思い切った剪定をやっていきました。やはり違う時期に来るものです。

園内は平日にもかかわらず、手前の駐車場が埋まるほどの来園者で賑わっていました。これまでかつての「日新の丘」のイメージが強すぎて足を運ばなかった方達が、コロナ禍をきっかけに足を運ぶようになり、このアンブレラ効果なども相まって、このような賑わいを創りだしているのです。せっかく来ていただいた方達を、リピーターとしてしっかりと捕まえていかなければなりません。

『晩春の十勝ヒルズ』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

(2026年5月28日 笠 康三郎氏『青柳庵日記』より)
►青柳庵日記で全文と他の画像を見る
►十勝ヒルズさんの会員情報マイページはこちらから

真鍋庭園見学会

十勝の二日目はパートさんを含むガーデナー達との現地見学会。午前中は同じガーデン街道仲間の真鍋庭園の見学です。

10年ほど前の夏の暑い時期にも、社長自ら案内いただいたことがありましたが、今回も社長のガイドという豪華版の見学会となりました。

『真鍋庭園見学会』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

私はこれまで何度も来ていますが、この時期には来たことがなく、見えるものがとても新鮮だし、分からないものはすぐに社長に聞けるのでとても勉強になります、たまたま保存建物の真正閣が掃除中で開けられていて、私も初めて中を見ることができました。

『真鍋庭園見学会』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

普通ガイドは長くても1時間だそうですが、今回はたっぷり2時間案内いただき、たくさんの新しい植物も紹介していただきました。やはり違う時期に見ると、えっ!こんなのがあったんだと驚かされるものが多く、さっそく何種類か導入することになりそうです。

『真鍋庭園見学会』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

(2026年5月29日 笠 康三郎氏『青柳庵日記』より抜粋)
►青柳庵日記で全文と他の画像を見る
►真鍋庭園さんの会員情報マイページはこちらから

ヒトツバタゴ(十勝ヒルズ)

先日行ったばかりの十勝ヒルズから、ヒトツバタゴの花が咲いたと画像が送られてきました。ヒトツバタゴはモクセイ科の高木で、アオダモなどのトネリコ属(別名タゴ)に近縁だけど、複葉ではなくて単葉のためこんな名前が付けられたそう。中国から朝鮮半島にかけて分布し、我が国には対馬と長野県や愛知県、岐阜県の一部だけに自生があるという不思議な木で、別名は『ナンジャモンジャノキ』。

『ヒトツバタゴ(十勝ヒルズ)』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

ハンカチノキもそうだけど、初めは全然気付きませんでした。隣にあるギンカエデに覆い被さられて気息奄々になっていたのを、高所作業車を入れた時に大きく枝払いしてよく陽が当たるようにしてから、少しずつ花が咲くようになりました。でも残念なことに、この花は枝の上に咲いてくるため、下から見上げてもよく分からないのです。今から下枝は出てこないので、たくさん花が咲いて咲きこぼれるようになるのを待つしかありません。

札幌には、南区の変なところに生えているこの木と、豊平公園くらいでしか見たことがありません。当別にもあるそうですが、植えてからかなり経っても咲かないので、来年咲かなかったら切るぞ!と脅したところ、翌年めでたく咲いたと新聞記事を見たことがありました。

『ヒトツバタゴ(十勝ヒルズ)』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

自生地では多くが天然記念物等に指定されているそう。今ではあちこちに植えられていますが、有名なのが牧野植物園のこの木でしょう。以前行った時にはまだつぼみで残念だったけれど、偶然その2週間後に行った知り合いからいただいたのがこの画像で、このように咲きこぼれるようになれば、ヒルズの木ももっと見やすくなることでしょう。

『ヒトツバタゴ(十勝ヒルズ)』笠 康三郎氏『青柳庵日記』より

(2026年6月4日 笠 康三郎氏『青柳庵日記』より)
►青柳庵日記で全文と他の画像を見る
►十勝ヒルズさんの会員情報マイページはこちらから

有限会社 緑花計画
公式HP http://www.sapporo-ryu.com/
青柳庵日記 笠 康三郎が、日々感じたことを記した日記です。
http://blog.sapporo-ryu.com/
Gadenet(ガデネット)
会員情報マイページ
https://gadenet.jp/sapporo-ryu/
住所 〒064-0822 北海道札幌市中央区北2条西25丁目1-10
フォーレストビレッジ円山105号
TEL 011-631-3668
FAX 011-631-3556
担当者名 笠 康三郎
お問い合わせメール info@sapporo-ryu.com