18世紀から19世紀にかけて、シーボルトを代表とする日本を訪れた植物学者たちは、日本の植物を海外に紹介しました。その後、ヨーロッパでは日本の植物が改良され、現代においても世界の園芸に欠くことのできない存在となっています。そんな日本の美しい固有植物を、日本のアーティストが描いた作品を展示するという本展。英国の王立植物園キューガーデンにある、シャーリー・シャーウッド・ギャラリーが、海外で高く評価される日本のアーティストによるボタニカルアートをはじめ、日本の歴史的な植物画で埋め尽くされます。
Flora Japonica Exhibition フローラ・ヤポニカ展 |
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王立植物園キューガーデン プレスリリース |
http://www.kew.org/visit-kew-gardens/whats-on/flora-japonica-exhibition/ |
期間 | 2016年9月17日~2017年3月5日 |
場所 | 王立植物園キューガーデン内シャーリー・シャーウッド・ギャラリー(英国) |
情報提供 | ボタニカルアーティスト 石川 美枝子様 facebook:https://www.facebook.com/mieko.ishikawa.12/ Gadenet(ガデネット)会員情報マイページ:https://gadenet.jp/mieko.ishikawa/ |
石川美枝子さまから展覧会のカタログをお送りいただきました。
この展覧会は、36名の日本のアーティストが3年間に約80点の作品を制作。その中から約60点が展示されています。合わせて日本の歴史的な植物画として、牧野富太郎、加藤竹斎、服部幸斎などの作品や、岩崎灌園の本草図譜などの書籍、またシャーリー・シャーウッド・コレクションから日本のアーティストの展示と、全館が日本の作品で埋め尽くされています。
9月末のレセプションにかけて石川さまが渡英されたときには、毎日多くの方が入場されていて、開催1ヶ月で既に2万人の入場者があり、新記録を更新し続けているそうです。