(2020年6月25日吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~より抜粋)
先月の北海道行きも、イベントもずっとキャンセルになっていました。それで植栽工事はリモートで行っていたのです。でも、実物を見ないと、この夏をそのまま行くことになるので心配でした。討議相談を重ね、7ヶ月ぶりに、北海道へ。未だ不安定な状況ではありますが、細心の注意で。
銀河庭園に到着すると、すでに、春の花は終わって初夏の花が咲いていました。この春は、リモートでローズガーデンの植栽デザインをしました。優秀なスタッフがいるので見事な仕上がり!
まだ6月ですが、7月は、以前スケッチに描いたと同じ感じになりそうです。
►『6月の北海道 銀河庭園へ』吉谷桂子のガーデンダイアリーで詳しく読む
(2020年6月25日吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~より抜粋)
今春、銀河庭園のローズガーデンの見直しをすることになっていました。ご依頼を受けて以来、図面やアイデアの上では、無制限にいろいろとアイデアは出てきます。しかし、それは実際、2〜3日の滞在では、そう簡単には行かないことでもありながら、…4月5月はこちらに来ることができませんでした。なので、画像通信リモートにて。しかし、これも完全ではないので。心配でしたが。遠隔でありながらこちらに来てみると、それは美しく咲いていました。ホッ。
こちらのバラ園は、無農薬でバラを育てるという、多少の「無茶」にチャレンジして10数年。しかも、超・寒冷地。尊敬するバニー・ギネス先生の最初の設計にあったバラの品種、美しいバラがセレクトされておりました。また、長年ご担当のガーデナーのセレクトにも間違いはありませんでした。
ご覧いただきたいのは、全体の風景も含めて。そしてこの雰囲気。
その要点ポイントはいわゆる、ミキシング、混ぜる、編集、Editionです。バラだけを見る庭ではなく、バラを中心とした花の景色の庭。宿根草や一年草。バラの枝葉が及ばない箇所で、視覚的に裸地を目立たないように草花をいかに混ぜていくのかは、もともとイングリッシュガーデンの方式。もちろん、バラが主役。バラは、そのままに。その脇役の宿根草、一年草の、その色調は無難にまとめながら(ピンク+ホワイトなど)花や草姿形の違いでオンポジションするのがポイントです。ご近所の方なら、明日にでもおいでいただきたいですが!
►『銀河庭園の6月、2日目ローズガーデン!!!』吉谷桂子のガーデンダイアリーで詳しく読む
吉谷桂子 | |
---|---|
Blog | ◆ 「吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~」 https://www.dinos.co.jp/garden/keiko_yoshiya/ ◆ 「旧吉谷桂子のガーデニングブログ」 |
Gadenet(ガデネット) 会員情報マイページ |
https://gadenet.jp/keikoyoshiya/ |