2016年10月16日に大沢節子 小さな花の押し花展を見にbunkamuraへ行ってきました。
会場は明るく、大沢先生の可憐で繊細な押し花が展示されていて、まるで妖精の国のお花畑にいるようです!
先生の作品のお花は全て、先生のご自宅とアトリエで栽培されています。作品に使う植物を育てるところから始まるのです。花をめでるのとは違って、作品にする場合、蕾が出来たところ、膨らんだところ、咲き始めたところ、満開のところ等、作品にはいろいろな花が必要になります。その時々で収穫し、押し花にして、種類別、年度別等に分け、作品になるまでの間、保存されているとのこと。
あまりにも作品のお花が小さいので、その形にカットするのかと質問をしたところ、自然の形そのものを活かしているそう。実物大で押し花にすると平たくなるので、幾分大きくなるかもと。
イメージが湧いて、そのイメージにあうように、ストックされた押し花から経年変化の色も考慮しながら、その作品に必要なものをチョイスしていくそうです。
イメージを形にするには、簡単なデッサンをされることもあるそうですが、実際押し花をレイアウトしながら、置いてみないとわからないとのこと。
「自分の力以上に、自然からのプレゼントですね」と、先生はおっしゃっていました。
先生のお人柄そのもののような小さなお花達の作品を目を凝らして時間が経つのも忘れるぐらい見入ってしまいました。
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