【終了】2018年4月21日
JGNスペシャル・ガーデンツアー
『香り風景そぞろ歩き』開花を迎えるフジや色を深める木々の葉、 惜春の香りを感じに、肥後細川庭園へ
講師：JGN創立メンバー 小泉 祐貴子氏
◆開催の様子を掲載しました！

春です！時には、五感を意識する場所へ出かけてみませんか？
ご案内は、目で見る色や形だけでなく、五感でその場を鮮明に感じられるようにと、嗅覚でとらえる「香り風景」をプロデュースする、香り風景デザイナー小泉祐貴子さんです。
今回の散歩は、品種によって香りが異なるフジや新緑の香りを、旧熊本藩細川家下屋敷跡の松聲閣（しょうせいかく）へ探しに行きます。　　　　
レクチャーの後、都心にひっそりと佇む日本庭園を、小泉さんの解説でゆっくりと歩きましょう。

肥後細川庭園は、目白台台地の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷となりました。そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸となりました。その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。（公式HPより）

旧熊本藩細川家下屋敷のあったこの地で、細川家の学問所として使用されていたようで、一時期は細川家の住まいとして使用されていました。現在の建物は、歴史性を生かして保存・修復を行うとともに、耐震性を確保し、平成28年1月にリニューアルオープンしました。（公式HPより）

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4月21日土曜日、肥後細川庭園にて『香り風景そぞろ歩き』を開催しました。

由緒ある松聲閣の集会室に、紫花と白花のフジを確実園園芸場さんから、ハーブはニイクラファームさんから、その他エビネなどは事務局で準備し、花々の芳しい香りの中、講義が始まりました。

あらゆる角度から香りの解説があり、スライドを見たり、香料を嗅いだり、その植物の実際の香りと比べたりしながら、皆さん時間が経つのを忘れるぐらい熱心に受講されていました。

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集会室に戻って、質疑応答。今回は実際に香りを体感し、身近に感じ楽しむ、豊かなひとときを過ごしていただけたようです。お土産に香り植物をお持ち帰りいただきました。