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【終了】2022年1月5日・2月2日・3月2日(全3回)
『植物学・基礎』~身近な植物を題材に~
朝日カルチャーセンター新宿教室
講師:JGN代表理事 大場秀章氏

2022年1月5日・2月2日・3月2日(全3回) 『植物学・基礎』~身近な植物を題材に~ 朝日カルチャーセンター新宿教室 講師:JGN代表理事 大場秀章氏

『植物学・基礎』身近な植物を題材に
朝日カルチャーセンター新宿教室

公園や園芸店、近隣の野山などで見る身近な植物を題材にして、多様な植物のみかた、魅力を学んでいきます。植物の分類学的な見分けにもアプローチし、植物学の基礎をじっくりと身に付けていく講座です。

10月から3月まで、植物分類の思考の変遷を歴史的にたどります。

今期のテーマ

◆ 1月 リンネとツュンベルク
方々に散らし置きした本を本棚に並べただけでも配架表があれば必要な本は探すのに苦労しない。植物もナンバンギセルなど、自分が見知っている植物であれば本と同様苦労はしないが、全く未知に植物は配架表があっても探せない。リンネは主に雌雄蕊を用いてどんな植物でも探索できる発見促進的な分類体系を考案した。ツュンベルクはこれを日本の植物の分類に応用した。

◆ 2月 ドゥ・カンドル
ドゥ・カンドルは似た植物をグループ化してまとめる分類法を理論化し、その著作中で科や属毎に、分類上重要な形質は異なるなど、今日の分類学上で重要視されている見解を述べた。ベンサム・フッカーの分類体系を主導したベンサム、エングラー体系を提唱したエングラーを育てるなど、20世紀に至る分類学をリードした。

◆ 3月 系統を分類する (「植物学」最終回)
ダーウィン以前の分類体系は、分類群間の類似性の度合いにもとづくものであった。しかし、生物界が祖先となる種(祖先種)とそれから派生した子孫種から成り立っていることが論証された現代は、祖先と子孫の系統的な関係が分類体系を構築するうえでの新たな基準となった。系統解析は系統関係を探る絶対的な分析法であり、目下活発に研究が進められている。

『植物学・基礎』身近な植物を題材に
朝日カルチャーセンター新宿教室
公式HP ►詳細&お申し込みはこちらから
講師 大場 秀章(東京大学名誉教授)
►大場 秀章さんの会員情報マイページはこちらから
開催日程 2022年1月5日・2月2日・3月2日(全3回)
曜日・時間 第1週 水曜 10:30~12:00
料金 受講料:会員 9,900円(税込) 
設備費:495円(税込)
※この講座は、朝日カルチャーセンターにご入会が必要です。
►朝日カルチャーセンターご入会の詳細はこちらから
会場・お問い合わせ 朝日カルチャーセンター新宿教室
〒163-0210 東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付)
窓口受付時間:9:30~18:00(月曜~土曜)
TEL:03-3344-1941(代表)10:30~18:30(日曜・一部の祝日を除きます)
►アクセス
情報提供 植物学者 大場 秀章様
Gadenet(ガデネット)会員情報マイページ:https://gadenet.jp/hideakiohba/