
『心を動かす景色をつくる 多年草植栽の教科書』
ピート・アウドルフ氏推薦!
日本の気候に適した多年草の選び方と植え付け、メンテナンスがわかる!
プロのガーデナーになりたい人、庭をもっと上手に管理したい人、必携!!
ナチュラリスティックガーデンの第一人者が管理方法を詳しく紹介
ピート・アウドルフ ガーデン東京3年間の記録+植物図鑑付き
日本のナチュラリスティック植栽の第一人者による初の著書。ガーデンだけでなく、商業施設、街路花壇などの公共空間でも広がる本格的な多年草植栽について、日本の気候に適した管理方法を徹底紹介。「ピート・アウドルフガーデン東京」の3年間の記録も収録。ガーデナー、園芸愛好家、ランドスケープ関係者必携の一冊。
目次
はじめに
まずは自己紹介から始めましょう!
Chapter 1 多年草植栽の魅力を引き出すのは「人の手」
多年草植栽のルーツを把握しよう!
ナチュラリスティックガーデンとは?
ナチュラリスティックガーデンを知る10のポイント
誰がナチュラリスティックガーデンを管理する?
公共の景観づくりでも多年草はマストな存在に!
「ルックアフター」という新しい概念
Chapter2 景観づくり・デザインの基本を知る
まずは植物単体の類型を把握する
どこにどんな植物を使うべきかの基本を知る
レイアウトの基本を覚える
・レイアウトの手法①〜ブロックプランテイング
・レイアウトの手法②〜マトリックスプランティング
・レイアウトの手法③混合型
・レイアウトの手法④キャスティング型
・レイアウトの手法⑤春咲き球根との合わせ技
Chapter3 ピート・アウドルフの庭を日本でつくる~3年間の軌跡に学ぶ管理のノウハウ
ピート・アウドロフガーデン東京 ガーデナー視点での見所は?
2021年12月 植栽図と植え付け
1年め 2022年3月〜2023年2月
・一年草と球根植物で春の賑やかさを補充してオープン!
・梅雨~初秋にかけての植物別管理ポイント
・植物の環境適応を検証し、対応策を講じる
・来春へ向けての管理作業
2年め 2023年3月〜2024年2月
・春の景色の華やかな変換を見つつ、次なる修正を図る
・ボリュームアップした初夏の多年草をコントロール
・夏の終わりに判明したよいことと悪いこと
・美しい秋の景色の中、次のシーズンへの準備を着実に
3年め 2024年3月〜2025年2月
・春〜初夏のボリューム感ある景色に達成感
・夏に行うべきカットバック
・猛暑の影響と白絹病で植物の多くがダメージを受ける
Chapter4 全国から注目される多年草植栽の実例に学ぶ
Case1 無作為の作為を実現する綿密なプランニング・・・カフェのナチュラリスティックガーデン
Case2 フラワーパワーで元気になれそう・・・街並みとしても好ましいクリニックの花壇(熊本県熊本市)
Case3ドリフト植栽の繰り返しが無意識に一体感を生む・・・多年草植栽が新鮮な商業施設の駐車場(熊本県熊本市)
Case4 誰でも参加できるストリートガーデニング・・・サクラマチスポンサー花壇(熊本県熊本市)
Case5 エリアマネジメントが支える街路花壇のモデル・・・ビル群の景色を一変する多年草植栽(大阪府大阪市)
Case6 1日に25〜30万人もの目に触れ、季節感を伝える・・・仙台駅ペデストリアンデッキの多年草花壇(宮城県仙台市)
Chapter5 管理ポイントもわかる プロがすすめる植物図鑑
この図鑑の見方・剪定のパターンA~H
PART1・草姿別 骨格になる ストラクチャープランツ
PART1・草姿別 主役にしたい プライマリープランツ
PART1・草姿別 脇役として優秀 スキャッタードプランツ
PART1・草姿別 広い平面を埋める マトリックスプランツ
Part 2・特性別① 夏から秋まで花を楽しめる植物
Part 2・特性別② 秋の植栽を彩る植物
Part 2・特性別③ 半日陰~日陰でも育つ植物
Part 2・特性別④ 利用したい日本の自生種&在来種
Part 2・特性別⑤ ポリネーターを誘う植物
Part 2・目的別⑥ 多年草植栽に使える耐寒性一年草
Column
・昨今の新しい季節感を把握して植物を選ぶ
・暖地・温暖地で行うカットバックまとめ
・球根植物の上手な使い方・植え方 文/永村裕子・短命か、長命か。多年草の寿命を把握しておこう!
・大型のポップアップで植栽に変化を与える
・花の形をグループ化して理解しておく
・植物がもたらす視覚的効果 透け感、エアリー、ヘイジー
・シードヘッドと秋の枯れ色図鑑
・39年ぶりに里帰りしたアスター‘ジンダイ’ 文/鈴木学(協力・新谷みどり)
・シカに食べられない植物を選ぼう!
・学名の変化とその対応
植物インデックス
あとがきにかえて
著者について
永村 裕子(ナガムラ ユウコ)
「ナチュラリスティックガーデン」の日本での第一人者。ランドスケープデザイナー兼ガーデナー。欧米で発達した植栽技術を日本の環境に適応させながら、ガーデナーの育成・職業認知の向上と、都市計画や土木景観デザインのスケールで進む環境改善の取り組みとの橋渡しを目指している。イギリスの大学でランドスケープデザインを修得。同時にベス・チャトー氏に師事し、卓越した植栽デザインや管理、そして理念を直伝で学ぶ。欧州・中東での設計事務所勤務後に帰国。「ハウステンボス」の植栽顧問を務める。よみうりランドの「PIET OUDOLF GARDEN TOKYO」(2022年オープン)の誘致と監修を担う。熊本市における市民参加のストリートガーデンの取り組みが国際的に評価される。2000年から海外のガーデンショーに植栽スペシャリストとして起用され続け、数多の大賞獲得に貢献。2026年に世界でもっとも権威がある「RHSチェルシーフラワーショー」で史上初となる屋内外の2つのガーデンの植栽を担い、どちらも最優秀賞を獲得。
鈴木 学(スズキ マナブ)
1991年東京農工大学農学科卒(作物学専攻)。5年間のハーブ苗ナーセリーでの勤務ののち、2003年に独立。宮城県・丸森町で「はるはなファーム」を設立し、花苗の委託生産を始める。その後、園芸店、ガーデナー、設計者向けのBtoB直販の事業を始める。現在はナチュラリスティックガーデンに適した植物をメインに年間約1000種類、60万ポットを栽培。「第1回東京パークガーデンアワード」で準グランプリを受賞し、ガーデナーとしても活躍している。
►はるはなファーム 鈴木 学さんの会員情報マイページはこちらから
月ケ洞 利彦(ツキガホラ トシヒコ)
大学卒業後、1998年に広告代理店入社。数年間勤務後、セカンドキャリアとして2015年にガーデナーであるパートナーとともに株式会社グリーンチームを創業。以来、都会の街路空間に多年草植栽を実装するための仕組みづくりを大阪市の御堂筋を中心に提案し続け、2021年にまず御堂筋で実現。その後、途切れることなく5年以上維持管理をしつつ、エリアを拡大し、2026年現在、御堂筋4カ所、大阪ビジネスパーク3カ所の街路空間における多年草植栽の管理を継続している。 |