食香バラに恋して 2011年、山東省平陰県の「バラの谷」と出会い、その素晴らしい香りに魅せられ、マジェンタ色のこのバラとその文化を日本の人たちに紹介するために「東方の花」、ラテン語でフロスオリエンタリウムという会社を作りました。バラを観て、育てて、飾る楽しみ方から、食などの生活の中で楽しむバラとしての食香バラの提案です。 |
私たちが、エディブルフラングランスローズと名付けたバラのことです。中国では昔、観賞するバラを月季、つるバラを薔薇、食用や薬として、また、香りを楽しむバラをメイクイとそれぞれの用途によって呼び分けていました。広大な中国には、それぞれの地域にその場所のメイクイがあります。私たちが食香バラと呼ぶのは、山東省平陰県で栽培されている。平陰重弁紅メイクイの事です。 食香ばらの故郷は山東省平陰県にありその名もバラ鎮(村)という場所です。バラ鎮は泰山が東にそびえ、黄河が西に流れています。翠屏山の麓にあり、四方が山に囲まれ、中国のバラの谷として広く知られています。一年の四季がはっきりしていて、気温の上昇は比較的穏やかで、開花期雨量は少なく日射も十分足りています、黄河がもたらした肥沃な土壌が濃厚でかぐわしい平陰のバラを作り上げています。 食香バラのことをエディブルフレグランスローズとも言います。 1贅沢な香り 食香ばらは、中国山東省平陰県で長い歴史の中で育まれた平陰紅重弁メイクイ等に名付けた名称ですが、このバラの生い立ちや育成経過は、1000年以上の歴史の中に埋もれ定かではありません。 植物的には、東アジアに自生する一重咲きの ハナナシ バラ科 バラ属 Rosa rugosa とされる事が有りますが (葉緑体DNAの解析やフラボノイド組成の解析により平陰を含む中国北部で栽培されるメイクイは、ハマナスとオオタカネバラとの交配種であることが示唆されていると言います。「平陰のばらの花の香り」大久保直美氏) また、メイクイの学名に Rosa meikui を当てる場合もあり、メイクイが交雑の結果生じたものか、大陸に自生している野生種から育成されたかは、今後の研究が待たれるところです。 ► 食香バラとはを詳しく読む |
中国ではもともとバラを薬やお茶などの食用として利用してきました。薬や食用の歴史は古く、唐代にまでさかのぼります。本草網目(食薬学書)には気分をほぐし、血行を良くし、肝機能を整えるとあります。食香バラ茶は女性ホルモンにも良い影響を与えるといわれています。 食用バラ玫瑰を乾燥させたもので、グラスに1~2輪いれ、白湯や紅茶やお茶を入れて飲みます。グラスの中で花が開き大変優雅で香り高い飲み物です。また、ペットボトルの水にそのまま入れてほのかな香りを手軽に楽しんでも。 フロスオリエンタリウムで取り扱っている食香バラは、食香バラを特殊な方法で乾燥させて作られた花茶です。今までのメイクイ花茶とはバラの品種が違います。フロスオリエンタリウムでは、残留農薬230項目、残留重金属の検査を4年間続けてきました。これからも、毎年分析を続け、安全性を確認して香り高い最高のバラ茶をお届け致します。 ※食香バラ精油・バラ茶の販売しています。 |
2005年より学芸通信社の園芸コラムなども出筆し日中の花文化の研究を自分のライフワークとして研究し現在に至る。 2011年初めて中国山東省平陰県のバラ鎮を訪れる。そこで栽培されている玫瑰の香りとその文化に惹き付けられ、平陰玫瑰を日本に紹介するべく残留農薬検査及び、重金属残留検査、「食香バラ」等、種苗登録、商標登録等努力を重ねる中で、2015年3月山東省平陰県人民政府並び平陰県玫瑰産業協会より平陰県玫瑰推広大使栄誉称号を貰う。 中国の玫瑰を広めるため、2013年株式会社Flos(フロス) Orientarium(オリエンタリウム)を設立し、平陰玫瑰を食香バラ・エディブルフレグランスローズ・千年のバラとの名称で販売を始める。 また、花を通して日本と中国の友好の絆の架け橋としての活動を生涯の使命としている。 |
株式会社Flos Orientalium フロスオリエンタリウム |
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