もうそろそろ、部屋の中に置く植物も、普段使いのインテリアなのだと認めたい。座り慣れた椅子や長年使って味わいが出てきたテーブルと同じように。 部屋のどの場所にどんなコンテナを使って何の植物を置くかがわかりやすい写真から、ガーデンデザイナーである著者の視点が伝わってくる。 見慣れたテラコッタに限らず、サンドベージュ、グリーン、シルバー、ホワイトと、植物に合わせて鉢も色使いと質感次第なのだ。 決して奇抜ではなく、現実的な工夫に好感が持てる。 室内に植物があるだけで、心地よい雰囲気と居場所が楽に作れるなら、使わない手はない。 一般財団法人日本花普及センター発行のPR冊子「あなたがまだ知らない すごい植物のちから」によると、疲れやストレスを感じた時、自分の気に入った植物を3分間「ぼーっと」見ることでストレスは下がるのだそうだ。観葉植物の種類によっては、二酸化炭素濃度の上昇抑制や、有害揮発性有機化合物の吸収が期待できると言う。 掃除や洗濯のついでに様子を見れば、それで良い。手入れは(少しだけ)必要、(時には)枯れる。でも、見返りもありそうだ。 Introduction ガーデンデザイナー |
LIVING WITH PLANTS | |
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著者 | George Carter ジョージ・カーター |
規格 | 23.5 x 1.4 x 28.5 cm 136ページ |
定価 | £19.99 |
ISBN | 1-84000-181-X |
発行日 | 2000年 |
発行 | Mitchell Beazley (版により、出版社・ISBN・体裁が異なる場合があります。) |
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