大きな声では言えませんが、 おうちご飯作りに疲れた。 手間はかけずに、おいしいものを食べたい。 そんな日があります。 一抹の罪悪感は忘れ去って、ポジティブに言い換えてつぶやいてみましょう。 本書、タイトルは「野菜」、副題は「the greengrocer’s cookbook」です。八百屋の料理帖とでも申せましょう。アスパラガス、キャベツ、ブロッコリーなど、英国で生産されている34種類の野菜が並び、生・煮る・グリル・蒸すといったそれぞれに適した食し方が書かれています。野菜の現場に携わってきたプロフェッショナルの言葉には、説得力を感じます。 レシピはシンプル。「この本のレシピはレストランのレシピではありません。」と著者がIntroductionで書いている通りです。オーガニックか否かにもこだわらないと明言されれば、買い物も気が楽になります。野菜本来の味をいただけそうな料理写真は、盛り付けも気取らないものばかり。 身近で手に入る野菜でまずは、お試しを。飾り気はなくとも、自分の心が緩められれば、良いのですから。 ライター・メディアパーソナリティー |
veg the greengrocer’s cookbook |
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著者 | Gregg Wallace |
規格 | 26 x 2.3 x 20.5 cm 304ページ |
定価 | £20 |
ISBN | 1-84533-224-5 |
発行日 | 2006年 |
発行 | Octopus Publishing Group Ltd. |
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