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veg
the greengrocer’s cookbook

大きな声では言えませんが、

おうちご飯作りに疲れた。

手間はかけずに、おいしいものを食べたい。

そんな日があります。

一抹の罪悪感は忘れ去って、ポジティブに言い換えてつぶやいてみましょう。
素材を活かした料理をする、と。

本書、タイトルは「野菜」、副題は「the greengrocer’s cookbook」です。八百屋の料理帖とでも申せましょう。アスパラガス、キャベツ、ブロッコリーなど、英国で生産されている34種類の野菜が並び、生・煮る・グリル・蒸すといったそれぞれに適した食し方が書かれています。野菜の現場に携わってきたプロフェッショナルの言葉には、説得力を感じます。

レシピはシンプル。「この本のレシピはレストランのレシピではありません。」と著者がIntroductionで書いている通りです。オーガニックか否かにもこだわらないと明言されれば、買い物も気が楽になります。野菜本来の味をいただけそうな料理写真は、盛り付けも気取らないものばかり。

身近で手に入る野菜でまずは、お試しを。飾り気はなくとも、自分の心が緩められれば、良いのですから。

著者 Gregg Wallace
グレッグ・ワレス

ライター・メディアパーソナリティー
ロンドン、コベントガーデン市場に八百屋を開き、キャリアをスタート。1980年代後半には、最終的に750万ポンドもの売り上げを出した、George Allan’s Greengrocersを設立。その後、BBCラジオ・テレビの番組に多数出演。野菜・料理に関する執筆活動も継続中。

►ワクワクの本棚「緑陰の書架」はこちらから

 


veg
the greengrocer’s cookbook
著者 Gregg Wallace
規格 26 x 2.3 x 20.5 cm 304ページ
定価 £20
ISBN 1-84533-224-5
発行日 2006年
発行 Octopus Publishing Group Ltd.
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