2024年10月12日～11月24日『二口善雄植物画展』千葉県立中央博物館
10月12・26日、11月2・16・23日『展示解説』千葉県立中央博物館
10月27日『二口善雄　植物画の魅力』千葉県立西部図書館
11月9日『植物学講座「バラの歴史」』千葉県立中央博物館　講師：千葉県立中央博物館 事業部 展示課長・JGN創立メンバー御巫由紀氏

二口（ふたくち）善雄（よしお）（1900－1997）は日本の植物画家の草分けといわれています。東京美術学校西洋画科で学び、東京帝国大学理学部植物学教室に植物画の専門家として勤務した彼の水彩画作品は、色彩豊かで生命力に満ちています。当館で所蔵する日本最大の二口善雄コレクションから約200点の作品とともに、千葉県鎌ケ谷市にあったアトリエでの制作風景写真、作品が掲載された図鑑等をご紹介します。

◆第１章　バラ
1983年発行の『ばら花譜』に掲載された、日本の野ばらや園芸品種の原画を紹介します。

◆第２章　作画風景
ボタニカルアートの先駆者である二口がどのように作品制作に取り組んできたのか、その様子を写真パネルやスケッチ、書籍で紹介します。

◆第３章　野菜・果物・きのこ
二口の作画の対象は、花だけでなく野菜やきのこにも広がっていました。迫力があり繊細で多様な作品を紹介します。

◆第４章　ユリ（前期）・ツバキ（中期）・ラン（後期）
二口が原画提供した代表的な書籍に『日本ツバキ集』、『蘭花譜』、『ゆり科の花』等があります。ユリ、ツバキ、ランを前・中・後期に分けて展示します。

◆第５章　理科図集
二口は昭和24、25年に文部省から発行された理科図集の作画を担当し、理科教育に貢献しました。理科図集および関連する原画を展示します。

◆オープニングイベント「花のぬり絵」

二口善雄作品をもとにした当館オリジナルぬり絵です。はがきサイズのケント紙に描かれた植物の輪郭に色鉛筆で彩色しましょう。

日時：10月12日（土）10:00～12:00、13:30～15:30
定員：各回50名、どなたでも
参加方法：当日受付
料金：無料（入場料が必要です）

◆植物学講座「バラの歴史」
講師:千葉県立中央博物館 事業部 展示課長 御巫 由紀氏

バラの歴史、特にブルボン系統のオールドローズについて、当館所蔵の貴重書等を用いてご紹介します。展示開催中の「二口善雄植物画」についても解説します。

日時：11月9日（土）13:30～15:00
定員：24名、中学生以上
料金：50円（資料代）
参加方法：事前申込
申込期間：10月9～26日
►申込みはこちらから
►御巫由紀さんの会員情報マイページはこちらから

◆体験イベント「花のぬり絵」

二口善雄作品をもとにした当館オリジナルぬり絵です。はがきサイズのケント紙に描かれた植物の輪郭に色鉛筆で彩色しましょう。

日時：11月2日（土）、23日（土）15:00～16:00
定員：なし、どなたでも
参加方法：当日受付
料金：無料（入場料が必要です）

◆ミュージアムトーク
秋の展示「二口善雄植物画展」展示解説
講師:千葉県立中央博物館 事業部 展示課長 御巫 由紀氏

研究員による展示解説を行います。

日時：10月12日（土）、26日（土）、11月2日（土）、16日（土）、23日（土）
各日11:00～11:30、14:30～15:00
定員：なし、どなたでも
参加方法：当日受付
料金：無料（入場料が必要です）
►ミュージアムトーク一覧はこちらから

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日本の植物画家の草分け、二口善雄の作品を味わう

日本の植物画家の草分け、二口善雄氏(1900-1997)の『ばら花譜』、文部省理科図集等、卓越した数々の原画についてその魅力をお伝えします。