明治から大正にかけて鹿鳴館や旧岩崎邸庭園洋館の設計などを手がけた、英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計による洋館を、(公財)大谷美術館職員の解説で見学します。見学後は洋館内の喫茶室でローズティーを召し上がっていただきながら、バラの専門家による、モダンローズが生まれるまでのバラの歴史についての講演をお聞きいただきます。
当園は武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。この場所はもと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、次男が古河財閥の養子になったのち、古河家の所有となりました。ジョサイア・コンドル設計の洋館と洋風庭園、京都の庭師植治こと小川治兵衛が作庭した日本庭園が現存しています。数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例となっています。また、現存する近代の庭園の中でも、極めて良好に保存されている数少ない事例として重要であることから、平成18年1月26日に国の名勝指定を受けました。
JGN創立メンバー 御巫 由紀 秋のイベント② 旧古河庭園「洋館探訪と講演会」 「バラの歴史~モダンローズが生まれるまで~」 |
|
---|---|
洋館案内 | 公益財団法人大谷美術館職員 |
講演会講師 | ►千葉県立中央博物館 主任上席研究員 御巫由紀(みかなぎゆき) |
公式HP | https://www.tokyo-park.or.jp/event/2017/09/kyuhurukawa-20170907.html |
開催日時 | 2017年11月10日(金)10:00~12:00 |
集合場所 | 旧古河庭園内 洋館前 |
会場 | 旧古河庭園 北区西ヶ原1-27-39 ►アクセス ►園内マップ |
参加費 | 1,400円(入園料別途) ※洋館入館料・お茶代を含む |
入園料 | 一般:150円 65歳以上:70円 ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料 ※10月1日(日)は都民の日で無料 |
定員 | 30名(応募者多数の場合抽選) |
申込方法 | 往復はがきに①代表者氏名②参加者全員(1枚につき2名まで)の 住所・氏名・年齢・電話番号をご記入の上、下記までお申し込みください。 【申込先】 〒114-0024 北区西ヶ原1-27-39 旧古河庭園サービスセンター「講演会」係 |
締切日 | 2017年10月19日(木)当日消印有効 ※結果は当落に関わらず応募者全員に通知いたします。 |
問い合わせ | 旧古河庭園サービスセンター TEL:03-3910-0394 |
情報提供 | JGN創立メンバー 千葉県立中央博物館 主任上席研究員 御巫 由紀様 facebook: https://www.facebook.com/yuki.mikanagi/ Gadenet(ガデネット)会員情報マイページ:https://gadenet.jp/yuki.mikanagi/ |