【終了】2024年5月24日
森記念財団主催 第12回都市ビジョン講演会
「オフィスの質」から「まちの質」へ
スピーカー：小林 重敬氏・涌井 史郎氏

いわゆる中心市街地においては、これからはまちがオフィスに代わって、創造、生産の舞台となるといわれ始めている。「オフィスのような街、 街なかがオフィスの時代」と言う事ができ、その場合、「オフィスの質」にも増して「まちの質」 が重要になると考えられる。街なかにクリエイティブな職業や人材を集めるというよりはそれに限らず、個々のワーカー自身がオフィス内外を含め、クリエイティブな精神を獲得する、クリエイティブな活動ができるような空間づくりという視点が大切であると考える。

このテーマを検討するには、まず近年の「オフィスの質」の向上の試みや多様な形態の出現について紹介し、それをふまえ、都市を創造的にする際のキーワードとして、近接性・高密性・多様性・専門性・接触機会・ 偶発性を掲げながら、「まちの質」 の向上につながる道筋を考えてみたい。

◆ 小林 重敬 (こばやし・しげのり)
一般財団法人森記念財団 理事長
横浜国立大学 名誉教授

◆ 涌井 史郎 (わくい・しろう)
造国家

◆ 大街区協議会(予定)

◆ 吹田 良平 (すいたりょうへい
(株)アーキネティクス代表取締役
MEZZANINE 編集長

◆ 豊田 俊雅 (とよだ・としまさ)
ストラテジスト
株式会社電通

◆ 山村崇 (やまむら・しゅう)
東京都立大学都市環境学部准教授

13:30 開会挨拶
小林 重敬

13:35 第1部 インプットトーク
趣旨説明：小林重敬
話題提供：涌井 史郎・大街区協議会

14:25 休憩

14:35 第2部 パネルディスカッション
パネリスト: 吹田良平・豊田 俊雅・山村 崇
モデレーター: 小林 重敬

15:30 閉会