三宅花卉園ではアマリリスやアルストロメリアなど多くの植物の育種を手がけてきました。そして、花の美しさを追求するうちに未知の原種(遺伝子源)の収集にも力を注ぐようになりました。初めて出会う原種の新鮮な魅力、その原種から新しい生命(新花)を創りだしたときの喜び、花創りは秘められた夢とロマンがあります。
私達は花を通して人々に感動を伝え、日本人が古来育んできた感性や美意識をベースにした育種をしたいと願っています。アルストロメリア”ミヤケストレイン”やリューココリーネの”ディーセント”シリーズなどはそのコンセプトです。日本人の感性が、フラワービジネスの未来をリードできることを願いつつ……。
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三宅花卉園では、様々な花の育種をしてきました。 花に顔を近づけピンセットで交配する作業を、長い時には数 週間にわたり行います。 育種を続けていくうえで、農薬を使わないということは、私 たちにとって大変重要なことでした。
健全な花は、健全な環境によって作られます。現在では有機 肥料や微生物資材を基本とし、根本的に病害虫が出にくい環 境を作ることによって、化学農薬の使用を出来るだけ減らす 努力をしております。 今後とも、当園の花を使って頂くすべての方に、安心と安全 を提供できるよう日々研鑽を重ねてまいります。
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三宅花卉園の育種の歴史の中で、最も古いものがアマリリス(ヒッペアストラム)です。
特に八重き種(ダブルアマリリス)に関しては、一時は世界シェアの6割を占める品種群を作出してきました(八重アマリリスの世界的スタンダードと言えるアフロディーテは、三宅花卉園が育種したものがオランダに流出してしまい、世界に広がってしまいました)。
現在も、八重アマリリスのピーコックシリーズは、オランダで栽培され広く世界で販売されています。
現在は、八重アマリリスも育種していますが、より家庭で手軽に楽しめる『ミニアマリリス』シリーズや、近年発見された原種水生アマリリスを利用した育種など、より新規性の高い品種へ注力しています。
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絶滅したと言われていたブラジル原産の幻の原種、 ”カリオフィラエア”(Alstroemeria caryophyllaea)
アルストロメアで唯一『香り』があり、その香りは甘く爽やかで、名前の由来のとおり『原種カーネーション』のような香りを持つ原種です。
三宅花卉園では、1990年頃、海外の蒐集家からどうにか譲り受けることが叶い、念願の育種が始まりました。しかし、その歩みは平坦ではなく、日本で初めて発症したIYSVというアルストロメリアだけに発症するバイラスに罹病し、一時絶滅寸前まで追い詰められました。
育種をあきらめかけていた時、奇跡的に海外のIYSVの症例を知っていた農業試験場の助力を頂き、どうにか一部を生かすことができました。
そんな様々な奇跡が生んだアルストロメリアが、今の三宅花卉園の代名詞ともいえるアルストロメリア『カリオ系』です。
カリオ系は、現在進行形で育種が進められており、毎年新品種を育種選抜しています。
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1970年後半、輸入したエラムレスの種子に偶然混じっていた『アルストロメリア リグツ』
偶然咲いたこの花に三宅勇は大きな可能性を見出します。
三宅花卉園で起こった一粒の奇跡から日本のアルストロメリアの切花の歴史は始まりました。
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何万というリグツhyb種をまき、その中に1本だけ咲いていたスポットのないアルストロメリア。アルストロメリア スポットレスは、世界で初めて三宅花卉園より生み出されました。
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アルストロメリアの原種は南米アンデス地方を中心におよそ100種類程度あると言われています。
人の手の入っていない原種には、園芸種にはない野趣あふれる魅力があります。
三宅花卉園では、数多くの原種なかから切花やガーデニングに適し、さらに現在では入手困難な珍しい原種をセレクトしてきました。
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リューココリーネ(レウココリネ)は、アンデスを代表する球根植物の一つで、英名を”Glory of the sun”と言い、一際目を引く花姿と甘い香り(品種によって差異があり)が魅力です。原種としては比較的発見が新しく、ユリ科、ネギ科、キジカクシ科などを経て、現在はヒガンバナ科に属しています。
リューココリーネは、1980年代にオランダから日本に輸入され、日本での切花、育種は三宅花卉園から始まりました。現在でも毎年数品種、新しい価値観を見出せるような新花を育種しています。
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ラケナリア(ラシュナリアとも)は、南アフリカ・ケープ地方を代表する球根植物の一つで、凡そ100種類の原種があると言われています。
日本での栽培の歴史は、40年ほどさかのぼれますが、ラケナリアの切花としての歴史は、三宅花卉園から始まりました。原種の豊富さもあり、花期も長く、無い色は無いと言われるほど花色に富み、花姿も多様で見ていて(栽培していて)飽きのこない植物です。原種が完成されている植物ですが、当園での育種も進み原種に負けないようなオリジナル品種も増えてきました
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三宅花卉園のもう一つの代名詞ともいえるのが、春の小球根類です。
その中から、ある程度出荷可能な品種を中心にご紹介します。
三宅花卉園では、南アフリカや南米を中心に多くの原種を栽培してきました。
特に、1980年後半、アンデス山脈を縦断する冒険家のスポンサーになった経緯で、アルストロメリアやリューココリーネに代表される南米・アンデス原産の植物はもちろんですが、様々な球根植物を手に入れる機会が増え、南米原産の植物の収集にも力を入れてきました。
アンデス地方原産のレオントキール・オバレイやゼフィラ・エレガンスなど、原産地でも見ることが難しい原種も多く栽培できているのはそのためです。
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花の少なくなる夏から晩秋にかけて出荷可能な品種を紹介いたします。
アルバムは、下へ向かって夏から秋への出荷品種となっています。(Gadenetでは一部ですが、HPでは多数ご紹介しています。)
現在は通年出荷されていますが、本来は夏の切花の代名詞ともいえたグロリオーサ、実は今のような『枝切り』での出荷形態は、世界で初めて三宅花卉園が行ったものです。同様に、ベッセラ・エレガンスも当園から日本の市場へと流通させた品種です。現在は、原種のエレガンス(朱赤)をはじめ、紫、ピンク、茜と育種され、市場へ出荷しています。
リコリスでは、故平尾秀一氏の傑作品種であり遺作品種となってしまったリコリス・スノーフェアリーは、リコリス最高の純白花と言わています。
また、『美しい淑女』の名前を付けられた、アマリリス・ベラドンナことベラドンナリリーは、これこそが本当のアマリリスで、ルイ13世が作曲したと言われているフランス民謡『アマリリス』は、このベラドンナリリーの事を歌ったと言われています。
因みに、一般的にアマリリスと言っているのは、本当は『ヒッペアストラム』と言うのが正しいのですが、混乱が生じるため通念上アマリリスと言われ続けています。
ベラドンナリリーは、現在進行形で育種しております。HPでは随時追加していきますので、よろしくお願い致します。
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►詳しいご紹介はNURSERIES Vol.1(三宅花卉園)をご覧ください。
有限会社 三宅花卉園 | |
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