今回満を持して、皆様に紹介したい新品種が出来上がりました。フレンチラベンダー クラウンシリーズの ピンクパールです。 この品種はコンパクトな草姿をしていますが大輪の品種で、ここから花穂がもっと大きくなっていきます。今まで小林花卉では小輪のティアラシリーズを生産していましたが、今回のこの品種は大輪品種なんです。小輪のティアラシリーズに対して、大輪なのでクラウンシリーズにしました。花穂の上にある花苞もさらに広がって花のようになっていきます。ピンクパールは今までの園芸品種にはなかった薄いピンク色の花の柔らかな花色の品種です。実物はもっときれいなんですけど、なかなかきれいに撮れません。これからはやっぱりカメラの技術も大事ですね。 10年前に育成を始めたことが形になり、今年このクラウン ピンクパールがデビューすることとなりました。まず一歩、そしてゆっくりでもきちんと形作っていくことの大事さをあたらめて実感しています。少しずつでも、今年もまた一歩ずつ、夢を見て歩んでいこうと思います。 (2022年1月20日小林花卉Blogより抜粋) |
小林花卉オリジナルのオステオスペルマムの紹介です。 こちら八重のオステオスペルマム「プリンセスシリーズ」の新色です。八重の中心の花弁はおしべが花弁に変化したものなので、ひとくちに八重と言ってもいろいろな形があります。今までのオステオスペルマムの八重品種はこの花弁が筒状になっている筒状花と呼ばれるものが多かったですが、この新品種は花弁が開いている舌状花となりました。どうですか、舌状花となったことで、表現がまた違ってきましたね。 品種の開発には時間がかかりますが、この開発に無駄と思われる時間をかけてきたことでこんなに魅力的な品種が出来上がりました。こうなるとやっぱり品種開発はやめられませんね。いい品種が生まれてきてくれました。生産者としていい品種たちを丁寧に作っていきたいと思います。 あと少しで販売となります。お楽しみにしていてください。 (2022年1月29日小林花卉Blogより抜粋) |