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植物の終活
コラム「植物はいきもの」

植物の終活 コラム「植物はいきもの」

大事にしてきた植物とは、できるだけ長くつきあいたいけれど
コラム「植物はいきもの」
植物の終活

最近、ガーデニングが趣味の方々の間で「庭じまい」や「植物の終活」を耳にするようになりました。長年丹精し、癒しを与えてくれた植物たち。もし、自分が世話できなくなったらどうすれば良いのでしょうか?

今回は一例として、ある洋蘭の生産者さんに伺った「植物の終活」についてお話しします。

少しでも栽培を続けたい場合のサポート

その生産者さんのもとでは、お客様が高齢になられたり、体調に変化があったりした場合、年に数回お宅を訪問して植え替えや遮光といった作業を手伝うケースが増えているそうです。

日常の潅水などの作業はご自身で行っていただき、無理のない範囲で栽培や開花を楽しみ続けてもらうのです。

自分で管理できなくなった時の選択肢

では、日常の管理すら難しくなってきたらどうするか?主な選択肢として「家族が引き継ぐ」または「生産者に引き取ってもらう」の2つが考えられます。

家族が興味を持って引き継いでくれるのは、本人にとっても植物にとっても幸せな形と言えるでしょう。たとえご家族が管理方法に詳しくなくとも「親兄弟が大切にしていたランを残したい」という気持ちがあれば、生産者さんが栽培方法を助言・指導してくれるそうです。

一方、引き取ってもらう場合は、栽培してきたご本人が、コストをかけて大切に育ててきた想いを汲み、無償ではなく買い取るケースが多いといいます。ただし、買い取り費用が生産者側の負担となる他、ランの大敵であるウイルスに罹患しているリスクもあるため、基本的には長年懇意にしてきたお客様限定の対応とのこと。

引き取ったランはウイルスチェックを行い、問題がないものは販売します。高価なランであっても、事情を理解してくれる真の愛好家にリーズナブルな価格で買い取ってもらうこともあるのだとか。

元気なうちにご準備を

こうした相談は、生前にご本人からいただくこともあれば、お亡くなりになった後にご遺族から寄せられることもあるそうです。生前に「自分が亡くなったら、〇〇さん(生産者)に相談して引き取ってもらって」とご家族に伝えていた例もありました。

自分が天塩にかけて育てていた植物たちが、管理できなくなって枯死してしまうのは忍びないもの。元気なうちに、もしもの時の行き先を考えておきたいものです。

コラム「植物はいきもの」について

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植物はいきもの。一概には言えないことがたくさんありますが、それも含めて楽しんで!
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