![]() 食害されたブルーベリーの葉。一昨年は、葉脈だけ残った葉も多かった
鉢植え植物の元気が無くなり、抜いてみたら培養土の中に幼虫がゴロゴロ、という経験をされた方もいらっしゃるでしょう。根を食い荒らす幼虫は厄介ですが、葉を食害する成虫の被害も大きいものです。 数年前までは気にならない程度の被害でしたが、一昨年から、明らかに樹勢が悪くなるほど葉が食害されるようになりました。環境の変化により個体数が増えているのかもしれません。 昼間は姿が見えないので、夜に見回りをして捕殺するようにしています。駆除し始めた一昨年には、ブルーベリーとノリウツギ合わせて20株程度にたかっているところを一晩に300匹以上捕殺したこともありました。カキの木の場合は、高さ2mほどのものに70匹あまりが、5~6mの高い木にも数えきれないくらいの成虫が群がっているのに遭遇しました。 |
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![]() (虫が苦手な方は閲覧注意)
カキに群がるコガネムシ1 |
![]() (虫が苦手な方は閲覧注意)
カキに群がるコガネムシ2 |
![]() 食害されたキウイの葉。
大きな葉がボロボロになっている |
![]() 食害されたツルウメモドキの葉。
ほとんどの葉に食べられた跡が残っている |
対策は?
幼虫の駆除には有効な農薬が知られていますが、飛ぶことができる成虫の駆除はどのようにしたら良いのでしょう? 発生する時期は、7月後半から9月前半にかけて、ピークは8月上旬から中旬でしょうか。 この時期の見回りを続けて、昨年、今年と数割ずつ捕殺する成虫の数は減ってきましたが、捕殺だけでは十分に数を減らせないと思いました。 浸透移行性の殺虫剤は、大きな木や本数が多い場合には、使用量が多くなってしまいます。調べてみると、酢や日本酒、砂糖などを混ぜた液で誘引して一網打尽にする方法もあるようですが、カブトムシやカナブンなど他の昆虫も引っかかるのではと危惧してしまいます。 |
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