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2026年5月30日
JGNイベント『庭散歩・2026初夏』
玉堂美術館・水と緑に触れる遊歩道散策
講師:JGN理事・石組師 髙﨑 康隆氏

目次

►1.イベント内容
►2.イベント詳細(お申込み)
►3.過去の JGN × 髙﨑 康隆氏 イベントの様子
►4.関連動画
►5.限定公開 特集記事 庭石から広がる世界
►6.限定公開 インタビュー「石はカッコイイ」

 

2026年5月30日 JGNイベント『庭散歩・2026初夏』玉堂美術館・水と緑に触れる遊歩道散策 講師:JGN理事・石組師 髙﨑 康隆氏

JGNイベント『庭散歩・2026初夏』

東京都青梅市、多摩川の清流と豊かな緑が織りなす奥多摩の景勝地・御岳渓谷。生命力にあふれる季節、造園家 髙﨑康隆さんと共に歩く、庭散歩イベントを開催いたします。

まず「青梅市御岳交流センター」でのレクチャーで学びを深め、その後「玉堂美術館」の庭園を鑑賞します。さらに希望者の方は、遊歩道を散策しながら、川べりでお気に入りの石を探す「探石」や渓谷の自然観察も楽しみましょう。

日常の喧騒を忘れ、庭や自然と対話する贅沢な時間をぜひご体験ください。皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
 

イベント内容

◆ 緑豊かな御岳渓谷沿いに立つ青梅市御岳交流センターで、造園家髙﨑康隆さんのレクチャー

◆ 解説を受けながら玉堂美術館の庭園を見学

◆ 水と緑に触れる遊歩道散策で、心身共にリフレッシュ!

2026年5月30日 JGNイベント『庭散歩・2026初夏』玉堂美術館・水と緑に触れる遊歩道散策 講師:JGN理事・石組師 髙﨑 康隆氏 御岳渓谷遊歩道から見る多摩川の流れ

御岳渓谷遊歩道から見る多摩川の流れ
講師プロフィール

髙﨑 康隆(たかさき やすたか)
高崎設計室代表取締役 石組師 京都芸術大学講師
京都で古庭園の調査・測量に従事。造園家 中島健氏に師事。伝統庭園とともに草花を取り込んだ庭園を手がけ、職人と設計者両方の仕事を体験する。著書に『庭仕事の庭石テクニック』『原色庭石大事典』(共に誠文堂新光社)他多数。JGN理事。

►参加申し込みはこちらから

玉堂美術館について

玉堂美術館は日本画壇の巨匠・川合玉堂が昭和19年から昭和32年に亡くなるまでの10余年を青梅市御岳で過ごしたのを記念して建てられました。

自然を愛し、人を愛した玉堂の人柄は土地の人々からも慕われ、玉堂の愛してやまなかった御岳渓谷に美術館を建てよう、との声が上がり、皇后陛下をはじめ諸団体、地元有志、全国の玉堂ファンより多大の寄付が集まり、没後4年の昭和36年5月に早くも美術館が開館しました。玉堂は伝統的な日本画の本質を守り、清澄にして気品のある独自な作風を展開しつつ、明治・大正・昭和の三代にわたって、日本学術文化の振興に貢献されました。展示作品は、15歳ごろの写生から84歳の絶筆まで幅広く展示されます。展示替は年7回行われ、その季節に見合った作品が展示されています。
(玉堂美術館HPより)

また庭園は、新数寄屋造りの第一人者として知られ、美術館の設計も手掛けた吉田五十八氏と造園家 中島健氏の設計によるものです。

►玉堂美術館HPはこちらから

2026年5月30日 JGNイベント『庭散歩・2026初夏』玉堂美術館・水と緑に触れる遊歩道散策 講師:JGN理事・石組師 髙﨑 康隆氏 玉堂美術館エントランス

玉堂美術館エントランス

2026年5月30日 JGNイベント『庭散歩・2026初夏』玉堂美術館・水と緑に触れる遊歩道散策 講師:JGN理事・石組師 髙﨑 康隆氏 玉堂美術館庭園は吉田五十八氏・中島健氏の設計

玉堂美術館庭園は吉田五十八氏・中島健氏の設計

下記詳細をご確認の上、決済ボタンをクリックしお申込みください。















 

 

JGNイベント『庭散歩・2026初夏』
講師 JGN理事・高崎設計室代表取締役 石組師 京都芸術大学講師 髙﨑 康隆氏
開催日時 2026年5月30日(土)10:30~15:30

タイムテーブル

10:30 青梅市御岳交流センター・交流室に集合・受付
10:45~12:00 レクチャー
12:00~12:50 昼食(各自持参)
12:50~13:10 玉堂美術館に移動
13:10~14:10 玉堂美術館の庭園見学
14:10~14:30 質疑応答

14:30 一旦解散

14:30~15:30 希望者は髙﨑理事と一緒に、御岳渓谷遊歩道を散策
15:30 JR沢井駅付近で最終解散

開催場所 青梅市御岳交流センター(レクチャー)
〒198-0173 東京都青梅市御岳本町362-8
https://mitakekoryu.com/

玉堂美術館(庭園見学)
〒198-0174 東京都青梅市御岳1-75
http://www.gyokudo.jp/

※本イベントに関するお問い合わせは、JGN事務局へお願いいたします。

アクセス 参加申し込み時に、ご利用の交通をお知らせください。

1 電車
JR青梅線「御嶽駅」より徒歩約3分

2 バス
JR青梅線「青梅駅」より都営バス「梅01(土日のみ運行)」系統利用「御嶽駅前」下車。バス停より徒歩約3分

3 自家用車
青梅市御岳交流センター前に利用者向け駐車スペースが3台分のみございますので、参加お申し込み先着順にご案内いたします。
なお、観光シーズン中、近隣の駐車場は早朝から満車となる場合が多く、周辺道路の混雑も予想されますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。

定員 15名
参加費 JGN会員:1,500円
一般:2,500円
学生(30歳以下):1,500円
※参加費に含まれるもの:玉堂美術館入館料 / レクリエーション傷害保険料
※現地までの交通費は、各自ご負担ください。
※青梅市御岳交流センターで昼食を取りますので、お好みのものをご持参ください。
クレジットカードでのお申し込みについて ※現地集合型イベントですが、事前のお申し込みをお願いしています。
※お手数ですが、複数人数のお申し込みは1名様ずつ決済手続きをお願いいたします。
※参加費のお支払いをもって、お申込み受付となります。

JGN会員・一般・学生の方も共に、以下の『決済はこちらから』ボタンをクリック後、『ログインしないで決済へ』からお手続きください。



※クレジットカード決済は、㈱ROBOT PAYMENTの決済代行・決済システムを使用しています。以下「個人情報の取り扱いについて」にも記載がございますので、ご参照ください。
►「個人情報の取り扱いについて」はこちらから

※決済システム(㈱ROBOT PAYMENT)より、iCloud メールには決済完了メールが届かない現象が起きているとの報告がありました。お客様には、iCloud メール以外のメールアドレスをご登録いただけますようお願いいたします。

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クレジットカード以外のお申し込み ※クレジットカード決済が出来ない方はEメールwebmaster2@gardenersnet.or.jpにてイベント名、氏名、電話番号を記入のうえ、お申込みください。お振込み先をご案内いたします。
※ご入金を持って受付とさせていただきます。
※お申込みが完了した方には、詳細を改めてメールでご案内いたします。
@gardenersnet.or.jpからのメールが受信できるよう設定をお願いいたします。
お申込み締切 2026年5月27日(水)15:00に決済または振込み完了
キャンセルについて キャンセルは5月27日(水)15:00まで承ります。
※5月27日(水)15:00以降のキャンセルは、参加費全額をお支払いいただくこととなりますので、予めご了承ください。
※5月27日(水)15:00までのキャンセルは、クレジット決済の場合は全額、振込の場合は、振込手数料を差し引いて返金させていただきます。
一般社団法人 ジャパン・ガーデナーズ・ネットワーク
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住所 〒102-0083 東京都千代田区麹町2-10-3 エキスパートオフィス麹町1階
TEL 03-4405-1033
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過去の JGN × 髙﨑 康隆氏 イベントの様子

2025年4月5日開催
JGNイベント『庭散歩・2025春』
清澄庭園・霊巖寺

2025年4月5日JGNイベント『庭散歩・2025春』清澄庭園・霊巖寺 講師:JGN理事・石組師 髙﨑 康隆氏 清澄庭園 枯滝付近で解説
►イベント詳細 ►開催レポート

2024年6月22日開催
現地集合!JGNスペシャルイベント
『巨石の庭を歩く ~天目山 栖雲寺~』

2024年6月22日現地集合!JGNスペシャルイベント『 巨石の庭を歩く ~天目山 栖雲寺~』を終えて 講師:JGN理事・石組師 髙﨑 康隆氏 眼下を見下ろす、参加者の皆さん。
►イベント詳細 ►開催レポート

2023年4月8日開催
JGNスペシャルイベント
日本の庭 帰真園を造園家と歩こう

JGNスペシャルイベント『日本の庭 帰真園を造園家と歩こう』を終えて
►イベント詳細 ►開催レポート

2022年4月16日開催
JGNイベント
あなたの石を見つけよう!
~多摩川で石探し~

2022年4月16日 JGNイベント『あなたの石を見つけよう!~多摩川で石探し~』講師:JGN理事 髙﨑 康隆氏を終えて
►イベント詳細 ►開催レポート

2017年6月10日開催
JGNスペシャル・ガーデンツアー
織田氏の城下町と名勝庭園「楽山園」見学会

2017年6月10日開催 JGNスペシャル・ガーデンツアー 織田氏の城下町と名勝庭園「楽山園」見学会 講師:JGN理事 髙﨑 康隆氏を終えて
►イベント詳細 ►開催レポート

 

【JGN × 髙﨑 康隆氏 石から広がる小さな宇宙】
~第1回 石と私。そして庭~

【JGN 静かなる庭】
石から広がる小さな宇宙
~第1回 石と私。そして庭~
►石から広がる小さな宇宙~第1回 石と私。そして庭~の動画を見る

【JGN × 髙﨑 康隆氏 静かなる庭】
雨の日の庭

【JGN 静かなる庭】雨の日の庭 Gardens in the rain
人に水を与え、大地を潤し、植物を育てる雨。
造園家 髙﨑康隆さんが厳選した、雨の日にしか出会えない庭の趣をどうぞご覧ください。
5:32~玉堂美術館(東京都青梅市)
►雨の日の庭の動画を見る

JGNイベント記念限定公開
2026年4月10日~6月1日15:00
JGN NEWS LETTER 2019年初夏号 Vol.11
特集記事 庭石から広がる世界
JGN理事 高崎設計室代表取締役 髙﨑 康隆


JGNニュースレター ダウンロード JGN NEWS LETTER 2019年初夏号 Vol.11

►JGN NEWS LETTER 2019年初夏号 特集記事 庭石から広がる世界はこちらから

JGNイベント記念限定公開
2026年4月10日~6月1日15:00
植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」
JGN理事 高崎設計室代表取締役 髙﨑 康隆



►「石はカッコイイ」はこちらから

 

JGNイベント記念限定公開
2026年4月10日~6月1日15:00
JGN NEWS LETTER 2019年初夏号 Vol.11
特集記事 庭石から広がる世界
JGN理事 高崎設計室代表取締役 髙﨑 康隆

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆

高崎設計室有限会社代表取締役・石組師・京都造形芸術大学客員教授・JGN理事 髙﨑 康隆

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆
► 髙﨑 康隆(たかさき やすたか)
1951年東京都渋谷区生まれ。中学生で庭の道を志す。東京農工大学林学科植物生態学専攻。京都大学研修員、伝統庭園の調査。中島健に師事し10年間職人仕事と設計業務。JICA派遣専門家(イエメン勤務)。(株)西洋環境開発。1989年高崎設計室設立。2010年日本造園学会賞・設計作品部門「田園調布の四季の庭」、2012年同賞技術部門「名勝楽山園環境整備事業」。2013年「帰真園」作庭。著書に『造園がわかる本』(共著)、『庭仕事の庭石テクニック』(監修)他多数。

 庭園で出会った石の存在感に圧倒されたり、石組の表現に惹きつけられたり、という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。一方で、難解な世界だと感じている方もいらっしゃるかもしれません。今回は、石組師として作庭や古庭園の調査・復元に携わる髙﨑康隆さんに、奥深い石の世界について語っていただきます。庭石をより身近に感じていただき、これまでとは異なる視点で眺めたり、庭に取り入れていただく機会になればと思います。(事務局)

自然を内包する石/フラクタル性

 自然石に台を付けて、室内で鑑賞する趣味を「水石」と呼びます。水石鑑賞の醍醐味は、一個の石から大きな自然を感じ取ることにあります。手のひらサイズのものから両手で抱えることの出来るものまで、およそ一人で持てるほどの重さの石に山や瀧や台地を連想してそこに一つの世界が浮かび上がります 1 。ひと鉢の小さな木から大樹を連想させる盆栽と共通する自然体験です。
 

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 高さ数センチの小さな水石
1 高さ数センチの小さな水石

この空間体験が古庭園の主題となっている場合もあり、一石で宇宙を表わす「須弥山石」と呼ばれている石が金閣寺(京都・鹿苑寺)庭園や醍醐寺三宝院庭園に見られます 2 。なぜこれらの石がひとつの世界や宇宙までを連想させるかといえば・・・

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 三宝院に見られる須弥山石の「藤戸石」
2 三宝院に見られる須弥山石の「藤戸石」

この空間体験が古庭園の主題となっている場合もあり、一石で宇宙を表わす「須弥山石」と呼ばれている石が金閣寺(京都・鹿苑寺)庭園や醍醐寺三宝院庭園に見られます。なぜこれらの石がひとつの世界や宇宙までを連想させるかといえば、自然がフラクタル性を本質としているからだと思います。フラクタル性とは自己相似性と訳されますが、どこを切り取っても自然は自然の特徴を有しているからだと説明できます。それでは、全ての自然物が「自ずと然り」という完全性を有しているかと言えばそうではなく、人間の考える理想の形姿を体現している水石・盆栽・庭石は、やはり稀なものとなります。海岸や河川敷を歩いて、気に入った一石を見つけ出すのは楽しくも容易ではなく、一日歩き回っても見つからないときもあります 3 4

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 小田原海岸の石
3 小田原海岸の石
特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 小田原海岸で見つけた石
4 小田原海岸で見つけた石
表現する石/思想性

 日本庭園には仏教や道教の思想を表現したものも多く、それらの世界観から「須弥山」「三尊」「蓬莱山」「鶴亀」「龍門瀑」といった石組のモチーフがよく見られます。

 また陰陽説の影響を強く受けた時代では、陰と陽を表す二つの石を意図的に組み合わせた石組の事例も残っています。存在感のある、天端が水平な石が、座禅を行うときに座る「座禅石」として使われることもあります 5

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 天目山栖雲寺の石庭上が平らなものが座禅石
5 天目山栖雲寺の石庭 上が平らなものが座禅石

これら思想性のある石が知られている一方で、日本庭園の伝統的なモチーフは何と言っても「自然」です。『作庭記』は日本最古、あるいは世界最古の作庭理論書です。平安時代寝殿造り様式の庭づくりについてのその冒頭が「石をたてん事」。いかに石が、そして立てることが重要であるかが伺い知れます。『作庭記』において重要な概念として「生得の山水をおもはへて」があります。自然の風景を思い浮かべてという姿勢の中に作庭や石組の全てが言い尽くされていますが、その自然表現は作庭者によって様々となります。

エネルギーを放つ石/個性

 『作庭記』中の有名なフレーズに「乞はんにしたがふ」があります。一つ石を据えたら次の石は、先の石のエネルギーを受け止めて据えるという教えは難しそうです。でも、私のこれまでに主催した「石組塾」のプログラム「1時間で3石による枯山水を作る」において、全く石組は初体験という参加者が一人残らず完成させている 6 経験から、実際にやってみれば決して無理なことではないと思います。一つ一つの石が放つ存在感や動きを感じることが出発点です。まずは川や海岸で気に入った石をひとつ拾って来て、その石が最もかっこよく見える姿を色々な角度から眺めて見つけてみましょう。

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 「石組塾」参加者の石組例
6 「石組塾」参加者の石組例

 作庭者の立場では、石の持っている真っ直ぐな線や面を水平あるいは垂直にして据え、空間を支配することがコツと感じています。複数の石を組み合わせていく場合は、水平・垂直に斜めを加えて空間を支配する全体の動きを構成していきます。

語りかける石/不変性

 群馬県甘楽町にある国指定名勝「楽山園」の庭園修復は、発掘・資料調査、整備計画・設計、復元整備工事と続いて、2012年の公開までに15年を要したプロジェクトでした。事業開始時点ですでに失われていた庭石や、土砂に覆われて見えていなかった庭石も相当数あり、残されていた石の状態からは史資料に書かれている瀧などがどのように復元できるものか想像もできませんでした。それでも、1997年に初めて現地を訪れた時に気が付いたことがありました。三つの庭石(その後、「龍門石」「黄金石」「拝石」と推定)が作る庭園の中心軸が、借景とされる熊倉山に一直線に向かっているという事でした 7 。そしてその軸線は、後の発掘結果から建物の柱の礎石や雨落遺構などの主要軸線とも一致している事が判りました。

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 楽山園庭園の主軸 遠くに見える熊倉山に向かっている
7 楽山園庭園の主軸 遠くに見える熊倉山に向かっている

『楽山園由来記』という史料の中には、「いろは四十八石」という主要な庭石の名前が列記されています。これらの庭石も多数が失われているのですが、上記の軸線を作っている三つの庭石や、現在も池の中で重要な存在感を放っている「羽衣石」(推定)などが、江戸時代初期と現代とをつなぐ役割を果たしていると言えます 8

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 楽山園の「羽衣石」
8 楽山園の「羽衣石」

石から感じることは、時代を隔てても通じるものだと感じます。復元結果が想像もつかなかった瀧の修復ですが、多数の庭石の中で一石だけは当初から全く動いていないと確信できるものがありました。その石を起点にして、隣り合う一石一石の据え直しを行なっていくと、水の流れ、落ちる流路が復元できました。まさに「乞はんにしたがふ」作業の積み重ねの結果です。

新たな世界をつくり出す石/現代性

 これまで見てきたように、古庭園において庭石が表わしたものは、時代背景を踏まえた思想や自然であったと言えます。では、現代空間における庭石にはどのような可能性があるでしょうか。コンクリート、ガラス、金属といった素材に調和するものとして根府川石があります。また、現代社会の変化するスピードに合った素材としての石には「不変性」はどのような意味を持つのでしょうか。風化速度の速い砂岩や凝灰岩の出番かもしれません。時代の感性が石に求めるものは「カワイイ」「ヤバイ」「ポップ」といったデザイン性であり、リゾートや商業空間における「映える」といった役割であり、私はそれらも視野に入れて庭石空間を提案して「庭石」の需要を喚起し、閉山相次ぐ全国の採石場を活性化したいと思っています 9

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 根府川石の露頭   閉山が危ぶまれる採石場にて
9 根府川石の露頭 閉山が危ぶまれる採石場にて

  
 2013年に開園した世田谷区の「帰真園」では、「福祉・教育・環境」という三つのテーマを設定して作庭しました。「お手付き石」を配置することで手すりの無い岩場の階段を実現し、触感も楽しめる工夫。視覚障害のある来園者が水音を劇的に感じ取れる水源の庭石配置。瀧と流れに接近して視点場を作り、車椅子や
子供の目線だからこそ楽しめる水景を作ることなど、庭石で提案できることを複数実現しました 10 。世田谷区の豪徳寺に因んでの招き猫を組み込んだ石積は、現代における宗教性や「カワイイ」という感性を踏まえた提案です 11

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 帰真園のポップな石組
10 帰真園のポップな石組
特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 招き猫   写真中央よりやや右、上にリボンを表す小さな石が二つ載っている
11 写真中央よりやや右、上にリボンを表す小さな石が二つ載っている

世田谷区は独自の教育システムを実践していて、小・中学校から日本の文化について学ぶために独自の教科書を作っています。伝統文化としての庭園を学ぶ場として、帰真園の石組みの中には「蓬莱島」「舟石」「鯉魚石」「臥龍石」などを配置してあります 12

特集記事 庭石から広がる世界 高崎設計室有限会社代表取締役、石組師、京都造形芸術大学客員教授、JGN理事 髙﨑 康隆 左下から右上に向かって、富士山の形をした「冨士石」、四角い「蓬莱島」、反り返った形状の「舟石」、滝の中央には、鯉が滝を上る姿に似た「鯉魚石」が並ぶ
12 左下から右上に向かって、富士山の形をした「冨士石」、四角い「蓬莱島」、反り返った形状の「舟石」、滝の中央には、鯉が滝を上る姿に似た「鯉魚石」が並ぶ

 街並みや住宅から植物がどんどん排除されていく現代、自然の象徴としてメンテナンスフリーの庭石の導入も戦略化していきたいなどと思います。「一家に一石」はいかがでしょうか。

 

JGNイベント記念限定公開
2026年4月10日~6月1日15:00
植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」
JGN理事 高崎設計室代表取締役 髙﨑 康隆
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庭づくりの重要な素材として使われる石。世界中の人々の心をとらえる伝統的な日本庭園の石組は、誰でも一度はご覧になったことがあるはずですが、草花や樹木といった植物素材に比べると少々ハードルが高く感じられるかもしれません。「難しく考えずに、まずは石を見て想像を広げてみましょう」と話す髙﨑康隆理事。自身の石との出会いから、インタビューが始まります。
► 髙﨑 康隆(たかさき やすたか)

高崎設計室代表取締役 石組師 京都造形芸術大学講師
京都で古庭園の調査・測量に従事。造園家 中島健氏に師事。伝統庭園とともに草花を取り込んだ庭園を手がけ、職人と設計者両方の仕事を体験する。著書・監修に「庭仕事の庭石テクニック」、「原色庭石大事典」(共に誠文堂新光社)など多数。JGN理事。

JGN事務局スタッフ(以下JGNで表記):
以前から、髙﨑さんと石の出会いについて、お話を伺いたいと思っていたんです。ようやく機会に恵まれました。

髙﨑:
とりとめのない話になるかも知れませんが、本には書いていないようなこともしゃべりますよ。

JGN:
楽しみです。さて、最初に石に興味をお持ちになったのは、何がきっかけだったのですか?

髙﨑:
小学生の頃から興味があって、当時住んでいた渋谷区から、多摩川まで石を採りに行っていました。今日持ってきたのも、たぶん多摩川で採ってきたものだと思うのですが、いつから持っているのか、正確には覚えていないです。どうぞ触ってみてください。

JGN:
子供の頃、同じように海辺や川原で小石を拾った記憶があります。もう手元にはないのですが。

髙﨑:
私の場合も、小さな石から始まりました。拾ってきては触れて、眺めて、楽しいなあ、どこから見るのがカッコイイのか、どこを頭にしようなんて考えながら。そして、これが水石(すいせき)という趣味だと知ったのです。

JGN:
スイセキ??水と石、ですか?

髙﨑:
そう、水石の書籍に出会って、さらに石にはまりました。石に合わせて台も作るんですよ。水盤を使う場合もあります。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その1)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

この本からさらに興味が深まっていった

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その1)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

水石趣味とは?

JGN:
それにしても石を趣味にするとは、なんとも渋い小学生ですね。

髙﨑:
実は、小学生時代には気象クラブ、中学に入ってから化石部と木工クラブに所属していました。木工クラブでの活動は、水石の台作りにも役立ちましたよ。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その1)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

拾って集めた石たち 色も形もさまざま。手作りした台もある。

JGN:
趣味と実益を兼ね備えた活動だったわけですね。

髙﨑:
この石をどこから見せたいか?一番良く見えるのはどこ?なんて、石を飽かず回し傾けていましたから。大人になって実際に石組をした時、苦も無く据えられたことから考えると、将来の職業にもつながったわけです。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その1)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

同じ石でもどこから見るか、どう据えるかで全く違って見えるので、飽きることがない

JGN:
興味の対象にまっすぐに、熱く取り組まれた結果ということですか。

髙﨑:
自宅近所の通り沿いに石垣があって、それを見るのが楽しかった。今思えば、安山岩の石垣だったのですが、その目地に生えている苔がまたおもしろくて。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その1)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

石に魅せられていった少年時代。石とともに苔にも目覚めた

JGN:
苔に目を留める少年時代とは、またまた渋い趣味。今時の大人が、「苔に癒される~」なんて言っているのとは意味が違いますね。

髙﨑:
実際、小さな鉢を自分で作って、苔を育ててみたりしてました。

JGN:
その後、中学高校と進むにつれて、変化はありましたか?

髙﨑:
中学高校と、今度は盆栽にも興味を持ちまして。

JGN:
次は盆栽だったのですね。

髙﨑:
水石と盆栽は、日本の伝統芸術の中でも、深くつながっているものだと思います。盆栽は、高木無限先生に教えていただいていました。本業は指物師で江戸っ子。当時、鉢はすべて先生の手作りでね。自分も習って鉢を作っていましたよ。先生の盆栽はともかくイキイキしていた記憶があります。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その2)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

水石と共に盆栽も学びに出かけた。

JGN:
石と同じように魅力的な趣味だったのですね。

髙﨑:
それが、先生から「やる気があるなら、全て教える」とおっしゃっていただいたのに、自分は庭をやりたいと言って、断ってしまったんです。あの時盆栽を選んでいたら、どうなっていたのか・・・?思えば、この頃からもう将来を決めていたんですよね。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その2)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

イキイキとした盆栽に魅かれたが、「庭」づくりへの憧憬が勝った。

JGN:
ブレなかった?

髙﨑:
ええ。福田和彦さんの「日本の名庭」を読んで、夢中になっていました。とにかく、庭はカッコイイなと。で、自分でもつくりたいと思うようになり、庭の設計を仕事にしようと高校時代に決心しました。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その2)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

夢中で読み進めた書籍。

JGN:
水石趣味の石は比較的小さなものと伺いましたが、そこからさらに庭づくりへの興味が醸成されていったのですね?

髙﨑:
持っていた石そのものは小さかったんですが、目を近づけていくとその中に自然を感じました。盆栽もそうですけれど。当時は、もちろんガーデンデザイナーなんて言葉もなかったし、庭の設計ですらジャンルとして一般的に認識されていたかどうか・・・。だから、同級生にも自分の進路を語って、後に引けないようにしました。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その2)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

水石から庭、石組へ、興味は深化していった。

JGN:
少しだけ、髙﨑さんの石コレクションをご紹介くださいますか?

髙﨑:
いいですよ。まずはこちら。この座布団は、妻に作ってもらいました。完全をちょっと崩すと言う、禅の思想のようなものを感じます。ひっくり返した面もおもしろい。こんな風に小さなウサギの置物を置くのは「野原に一筋の流れがあって、そこに遊ぶウサギ」と見立てる水石の楽しみ方です。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その3)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

本当に水の流れと野原に見えてくるから不思議。ウサギも一興です。

JGN:
本当ですね。実際にはないのだけれど、月の姿が目に浮かびました。

髙﨑:
想像が広がるでしょう?続いてこちらはどうでしょう。どこで拾ったかは覚えてないのです。ベランダにしばらくほっておいたけれど、ある日手に取ったらなかなかいいなと。盆栽美術館でこの鉢をみつけて、置いてみたら良いんですよね。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その3)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

ベランダにほっておかれたとは思えない堂々たる姿。石は変わらない・・・変わるのは見る人の方なのでしょうか?

JGN:
ベランダに忘れられていた石とは思えない、堂々たる姿です。

髙﨑:
石が変わったわけではないのですけれどね。

JGN:
こんな風に飾るのであれば、暮らしの中で身近に石を楽しめそうです。

髙﨑:
さて、ここで私が庭石を学んだ名作について、ちょっとだけお話しましょうか。
福井県にある一乗谷朝倉氏湯殿跡庭園です。戦国武将の庭で、今は特別名勝となりましたが、私が見に行った時は遺跡の状態でした。埋没していた場所を長年発掘調査した結果、誰もが見学できるようになりました。スケッチのように立った石が多い。私の身長を超すくらいの高さでしょうか。三つの石による構成では、真ん中の石を高く据える三尊石がよく知られていますが、この庭園では両脇が高く滝の表現と思われます。ともかく造形として迫力がすごい。自分の中では、石組みの第一位かな?

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福井県にある一乗谷朝倉氏湯殿跡庭園。戦国時代の空気を感じさせる勇壮な石組。

JGN:
知識のない私が見ても、緊張感のある石たちです。長い間埋もれていたと聞くとなおさら・・・・もう一か所くらい、ご紹介いただけませんか?

髙﨑:
たくさんあるんだけど、そこは音羽サロン(注)で直接説明したいな。う~ん、それじゃあ有名どころで桂離宮。複数の庭石を置く時は、石を組むと言います。この庭で私が好きなのは、二石組。なんとなく日本庭園の石は3つ以上の組み合わせのようなイメージがありませんか?

(注)当会事務所で2017年7月まで行われたサロン。会ってみたい人に膝突き合わせて話を聞いちゃおうという、現代版寺子屋企画。いわゆる講義ではなく、講師と参加者の闊達な対話で進められます。

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桂離宮の石組。偶数の石の組み合わせは決して珍しくない。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その4)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

桂離宮の石組。

JGN:
そう言われてみれば、写真集などで見る日本庭園は、奇数の組み合わせが多いような気がします。

髙﨑:
桂離宮の立石、横石の組み合わせのように二石組も伝統的な石組なんですよ。平安、室町時代の絵巻物にも二石の組み合わせがよく描かれています。

JGN:
偶数だと、組み合わせるバランスが難しそうです。

髙﨑:
植物を植える時もそうですよね。三角形に植えるなど、奇数の方が一般的に思えるけれど、そうでもないんです。そうそう、桂離宮には、こんな石もありますよ。普通は見せない石のアゴと呼ばれる部分や、割れた面を見せてます。隣は、石の上に石がのっかってますね。石組って難しそうとか、決まりがたくさんありそうで面倒とか思ってませんか?

JGN:
正直に言うと、髙﨑さんからお話を伺うまではとっつきにくいと思っていました。

髙﨑:
歴史的、伝統的に見れば、そんなことはない。ポップで自由なものです。自由の一方で抑制がきいていて、実に現代的で、カッコイイと思います。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その4)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

隠したくなる部分を見せたり、石の上に石をのせたり・・・・よく見ると遊び心が満載?

髙﨑:
そういえば、今は公開されていない武家の庭を訪ねたときのことです。画家でいらっしゃる当主に、「庭をやる人は、もっともっと美学を知らなきゃいけない」と言われたのを覚えています。

JGN:
石や植物にとどまらず、知るべきということでしょうか?

髙﨑:
例えば絵画や版画彫刻の世界。写真もそうです。よく、「わかる、わからない」なんて口にしますけど、そこに宇宙を感じられるかどうかが基準かもしれないなあ。

髙﨑:
最後は、私が作庭を手がけた庭をみていただきましょうか。

JGN:
身近に見にいける場所はありますか?

髙﨑:
それなら、東京都世田谷区二子玉川にある帰真園にしましょう。回遊式の日本庭園ですが、誰もが庭を楽しめるようバリアフリーになっています。使用した石は、採石場に実際に足を運び、選び抜いたものです。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その4)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

世田谷区立二子玉川公園内にある帰真園。水の流れやさまざまな石を、誰もが楽しめる庭園です。

JGN:
水の流れもあるのですね。

髙﨑:
はい。多摩川の源流から海へ向けて流れる景色を感じてもらえますよ。ぜひ、ベンチに座ってのんびり過ごしてください。

JGN:
都内の庭に、これほどたくさんの石が組まれているとは思いませんでした。圧巻!

髙﨑:
そうですか。ここでは、石の上に石を載せてます。一度やってみたいと思っていたんですよ。この庭も年月を積み重ねてどのように変化するか楽しみです。庭は変化しますが、石は変わらない。だからこそ、庭の骨格となる素材として重要です。

植物百般 インタビュー「石はカッコイイ」(その4)JGN理事 高﨑設計室代表取締役 髙﨑 康隆

石の組み合わせで不思議なパワーバランスを感じさせられます。

JGN:
今回のお話で、石っておもしろい、カッコイイと実感しました。石の種類や石組みの詳しいお話は伺いませんでしたが、ぜひ次の音羽サロンで聞いてみたいです。

髙﨑:
はい、了解しました!

(2017年1月23日掲載)

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