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2024年10月25日発売(予約受付中!)
『ピート・アウドルフの庭づくり』
著者:ピート・アウドルフ、ノエル・キングズベリー、訳者:永村 裕子、企画協力:鈴木 学、月ヶ洞 利彦

2024年10月25日発売(予約受付中!)『ピート・アウドルフの庭づくり』著者:ピート・アウドルフ、ノエル・キングズベリー、訳者:永村 裕子、企画協力:鈴木 学、月ヶ洞 利彦
2024年10月25日発売(予約受付中!)『ピート・アウドルフの庭づくり』著者:ピート・アウドルフ、ノエル・キングズベリー、訳者:永村 裕子、企画協力:鈴木 学、月ヶ洞 利彦

ピート・アウドルフの庭づくり

美しく輝く庭の秘密とは。「ナチュラリスティック」を実践・観賞するための”教科書”。

芽出しや枯れ姿も含め、植物の一生を愛で、四季の移り変わりを堪能する「ナチュラリスティック・ガーデン」のニーズ・知名度が、日本でも年々高まっている。本書は、NY のハイライン、シカゴのルーリー・ガーデンなどのプロジェクトを手掛け、世界的な「ナチュラリスティック」のムーブメントの立役者となったピート・アウドルフの植栽哲学や技法から庭づくりの真髄を学ぶ、ガーデナー待望の書。現代の園芸界・ランドスケープデザインの分野において最も革新的な人物の一人であるピート・アウドルフ。なぜ、彼の庭は美しいのか。「自然」を想起させる美しい庭は、放ったらかしで生まれることはない。じつはナチュラリスティック・ガーデンには、植物に対する豊富な知識と、緻密で高度な植栽計画が欠かせないのだ。

「ブロック植栽からブレンド植栽へ」「スキャッタードプランツとリピートプランツとは」「構造植物70%の法則」「自然主義植栽においてバラが魅力的でない理由」―ー。本書では、ピート・アウドルフ流の庭づくりが正面から惜しみなく語られる。「どうすれば美しい景観になるのか」が、豊富な写真や、実際にピート・アウドルフが使用した植栽図とともに綴られており、実践的かつ応用の利く内容である。眺めて楽しめるビジュアル本でありながら、これからのガーデナー必携の理論書。

目次

序章
第1章 植栽 全体像を俯瞰する
第2章 植物をグルーピングする
第3章 植物を組み合わせる
第4章 長期的な植物のパフィーマンス
第5章 現代の植栽デザインにおける流れの交錯
終章 新しい植栽
植物一覧
索引

著者について

◆ ピート・アウドルフ 著
ガーデンデザイナー。1944年、オランダ生まれ。1982年に東オランダの⼩さな村フンメロで妻とともにナーセリーをオープン。世界で最も革新的なガーデンデザイナーの一人であり、自然主義的(ナチュラリスティック)な植栽の第一人者。ニューヨークのハイラインやバッテリー・パーク、シカゴのミレニアム・パークにあるルーリー ガーデン、ロンドンのポッターズ フィールズ、そしてオランダのフンメロ村にある自身の個人庭園での仕事が最もよく知られている。

◆ ノエル・キングズベリー 著
ガーデンライター、ガーデンデザイナー。植物、ガーデン、景観、環境に関するデザイナー、評論家、作家としてよく知られており、1990 年代半ばから、よりナチュラリスティックで持続可能な植栽スタイルの普及に大きな役割を果たしてきた。ナーセリー業界で働き、公共スペースの植栽デザインに積極的に関わっている。シェフィールド大学で植物生態学を応用した博士号を取得し、観賞用多年生植物の選択と管理に取り組んでおり、現在も活発な研究を続けている。

◆ 永村 裕子 訳
景観デザイナー。英国でベス・チャトー氏に師事。ヨーロッパや中東の造園設計事務所に勤務。現在は熊本市を拠点に植栽デザインと管理を実践しながら、海外でのコンテスト植栽も請け負う。「PIET OUDOLF GARDEN TOKYO」ヘッドガーデナー。ピート・アウドルフ、ノエル・キングズベリー両氏とも親交が深く、本書の原書『PLANTING: A NEW PERSCETIVE』においても日本の情報提供という形で携わっている。

鈴木 学さんがInstagramでご紹介されています

以前から取り組んでいた、ピート・アウドルフの「Planting:A new perspective」の日本語版がついに発売になります。自分も企画協力として、翻訳作業が本格化した今年に入ってから、翻訳の永村さんをサポートして来ました。

ノエル・キングスベリーさんの英語は、なかなかに日本語にするのが難しい部分もあり、また、できるだけ意訳は避けるという方針もあり、ちょっと小難しい部分もありますが、逆に言うと読み応え十分です。

内容については、昨年出版された「オールシーズン・・・」の本がwhat(何を)だとすれば、この本はhow(どのように植栽プランをたてるか)の部分に重点がおかれているのと、このような植栽がどこから来て、どこへ向かうのかといった文脈についての掘り下げがきちんとされていて、そこはこれまであまり紹介されてこなかった部分かなと思います。

まえがきに永村さんも書かれていますが、(名文なので、買って読んでくださいね)この本が出て10年、しかし、日本では今このタイミングで出すべき本だと思いました。

「FIVE SEASONS」の字幕作成に関わったときも思いましたが、時間をかけて一語一句の意味までしっかり読み込むことができたのはほんとに役得だと思います。関わらせていただいた永村さんには感謝です。

(2024年9月7・11日はるはなファーム 鈴木 学さんのInstagramより抜粋)
►はるはなファームのInstagramで詳しく読むNo.1 ►No.2

 


ピート・アウドルフの庭づくり
著者 ピート・アウドルフ
ノエル・キングズベリー
訳者 永村 裕子
企画協力 鈴木 学
月ヶ洞 利彦
►はるはなファーム 鈴木 学さんの会員情報マイページはこちらから
規格 AB判 288ページ
定価 本体 5,400円(税別)
ISBN 978-4-14-040309-9
発行日 2024年10月25日
発行 NHK出版
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情報提供
はるはなファーム株式会社 鈴木 学様
HP:http://haruhana-farm.jp/
Gadenet(ガデネット)会員情報マイページ:https://gadenet.jp/haruhana-farm/