『インドネシア旅行記』IDSBAとのセッション・ボゴール植物園・チボダス植物園・ショクダイオオコンニャクの巨大な赤い果実・ラフレシア
JGN創立メンバー 石川 美枝子氏

久しぶりのインドネシアへ。現地の植物取材、インドネシアのアーティストたちとのセッションも計画。出発前は猛烈な忙しさだったけれど、ようやく出発。これから楽しもう！！
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会場にはインドネシア各地から、また香港のアーティストも参加して満席でした。zoom参加のメンバーも大勢いて、熱気が溢れていました。ロンドンのRHS Botanical Art Show の私のクラスの6名のゴールドメダリストの作品を紹介。質疑応答もたくさんあり、アーティストたちの真剣さが伝わって来ました。メンバーの作品も、素晴らしい力作揃いで、インドネシアのアーティストのこれからの活躍が楽しみです。
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ボゴール宮殿に隣接する、ボゴール植物園を見学。15年程前に来たときには、園内も周辺も人が溢れていました。植物の栽培も野趣がありましたが、今は園内が美しく整備され、多くのグループがレジャーを楽しんでいました。ラフレシアやショクダイオオコンニャクも栽培されています。
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ジャワ島チボダス地域の1300m以上にあるチボダス植物園に行きました。ボゴールから車で2時間以上かかる高地の植物園。1852年に設立され、広大な園内には、ヒマラヤザクラが植栽されたサクラ園などもありますが、樹木は大木が多く、またキニーネの生産のためのキナノキが栽培された歴史があります。
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インドネシアでの初めての一人ディナー。少し立派なレストランに入ると、メニューも無く、白ご飯と何と10皿もの料理が並べられた。トリ、牛肉、卵、魚、野菜と6種類の食した分の料金が請求される。結構な値段ではあったが、パダン料理の初体験。
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インドネシアのジャワ島ボゴールから、スマトラ島ブンクルへ移動。ラフレシアで有名な土地なので、街のあちこちにラフレシアのイラストが使われています。
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ベンクルからバスで20時間弱をかけて、パンタパルクアに移動。大型バスは満席。様々な街や、村や、山を通り抜けて行く。バスの中ではインドネシアの歌謡曲がガンガン流れる。山に入ると長い間ヘアピンカーブが続き、右左に揺れ続けて体力もいる。3-4時間おきに休憩があるが、ヘビーな経験も多かった。パンタパルクレアでは、どのような経験ができるだろうか。
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ペタンパルクアでの最大の目的は、ショクダイオオコンニャクの巨大な赤い果実を見ることだった。街から車で2時間程度の田園地帯の、小高い山に巨大な赤い果実が見えたときには、その迫力と気高さに胸が高なった。全体の高さは1m以上もある。取材中はスコールにもあったが、忘れられない取材の一つとなった。
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スマトラ島、ブンクルから2時間の自生地で、Rafflesia kemumuをとうとう見ることができた。直径44cmの小型の花。森の中の崖の高いところでの開花。崖の下から見つけた時は本当にうれしかった。急ですべる坂を、サポートをしてもらいながら花に近づき、なんとか写真は撮ることができた。
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リザンテスの花は、残念ながらフレッシュなものを今回は見ることができなかったが、現地スケッチ。斜面で描くのは骨が折れるが、鳥や虫、風の音を聞きながら描くのは楽しい。
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今回は自生地でのスケッチが、スコールや足場の悪いところなど、思うようにできない機会が多かった。僅かなスケッチ風景、ラフなクイック・スケッチをいくつか・・・。
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今日も長い一日。早朝5時にホテルを出発。インドネシア・ベングルを出発→ジャカルタ→クアラルンプールと乗り継いで、成田へと帰途についているところです。クアラルンプール23時30分発便の座席に座ったところです。長かった旅の最後になりました。
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