【終了】2023年8月26日
現地集合！JGNスペシャルイベント
『日光植物園見学会』
長岡求さんの解説で歩こう！
◆開催の様子を掲載しました！

「日光植物園」（東京大学大学院理学系研究科附属植物園　日光分園）は、普段の暮らしでは目にする機会が少ない、高山植物や寒冷地の植物が育つ、植物好きの興味が掻き立てられる植物園。花卉市場に長年勤務し、国内外を問わず、実際に多くの植物を観察・栽培した経験を持つ長岡求さんと一緒に見学してみませんか？

㈱フラワーオークションジャパン顧問　　
得意分野は、花き流通、品種動向、植物形態学、植物分類学、イベント企画など多岐にわたる。産地をくまなく回ってきた経験を活かし、講演活動や業界紙への寄稿も多い。新品種に係る知識は膨大である。専門学校講師、園芸関連の各種委員、NHK趣味の園芸の講師も務める。「四季を彩るすてきな鉢花」（パッチワーク通信社）、「栽培カレンダーですぐわかる　鉢花ハンディ事典」（NHK出版）など著書多数。JGN理事。

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「日光植物園」は、東京大学大学院理学系研究科附属植物園（通称「小石川植物園」）の分園です。 高山植物や寒冷地の植物の研究と教育を主な目的として、はじめ1902年（明治35年）に東照宮付近に開設され、1911年（明治44年）に現在地へ移転しました。 その後、旧田母沢御用邸の一部や近接地が加えられ、現在の面積106,980m2（32,361坪）になりました。

園内には、日本の高山ならびに温帯から亜寒帯に生育する種、およびそれらに関係の深い外国産の種が集められています。 自生のものも含めると、シダ植物約130種、裸子植物約70種、被子植物約2,000種（双子葉類約1,750種，単子葉類約250種）が生育しています。 木本では、特に、日本の温帯に種類の多いサクラ属、ツツジ属、カエデ属の植物が多数集められています。 草本は、林内や林縁に植え込まれていますが、特殊な生育環境を必要とする種は、ロックガーデン（高山植物園）、ボッグガーデン（湿原植物園）にて栽培されています。

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※植物の状態は環境に左右されるため、画像は実際とは異なる場合もございます。

8月26日（土）、JGNスペシャルイベント『日光植物園見学会』を開催しました。

ミニレクチャーとご案内は、JGN理事で植物に関する膨大な知識をお持ちの長岡求さん。

まず、松平家の別荘として建てられた歴史ある建物内で、長岡さんの自己紹介から始まったミニレクチャー。ショウマの仲間に関する解説もあり、園内で見られる植物の知識が深まりました。

ついで、園内の散策。植物園は標高約650ｍに位置し、木々が生い茂る園内は涼しく感じられました。

ポイントごとに、長岡さんによる解説で植物を観察する楽しみが増えていきます。

関東の平地ではなかなか見られないキレンゲショウマなど、参加された皆様の写真撮影にも熱がはいります。また違った季節に見学したいというお声も聞かれました。

►JGN NEWS LETTER 2022年初夏号 Vol.16「特集記事 小笠原のユニークな植物たち ～小笠原植物紀行～」はこちらから

►植物百般 インタビュー「植物マニアの東チベット紀行」はこちらから