もともと日本に自生していて、古くから親しまれてきた伝統を持つ園芸植物なのですが、「長生蘭」と聞いて、どんな植物かわかる人は残念ながら今は少ないかも知れません。でも、そのユニークな形状と香りの良い花だけでなく、この植物にまつわる文化にも、私たちが知らなかった魅力がたくさん詰まっていそうです。全く知識のなかった事務局スタッフが、わからないことを尋ねていきます。
(注)当会事務所で行われるサロン。会ってみたい人に膝突き合わせて話を聞いちゃおうという、現代版寺子屋企画。いわゆる講義ではなく、講師と参加者の闊達な会話で進められます。2017年12月以降のサロンは現在鋭意企画中。決定次第、以下の『JGN音羽サロンについて』のページにてご案内していきます。 ►『JGN音羽サロンについて』を見る |
JGN事務局スタッフ(以下JGNで表記):
現在、ご自身で長生蘭を育てていらっしゃいますか?
宇多川:
4000鉢くらいつくっていたこともありましたが、今は残念ながら場所がなくて・・・。以前は、植え替え時期には外出できませんでした。
JGN:
4000鉢!
宇多川:
頑張って1日に二寸鉢を70鉢くらい植え替えしていました。朝から晩まで、それこそ夜なべ仕事でしたよ。
JGN:
それくらい魅力のある植物なのですね。ところで、先ほどから気になっているのですが、この表は何でしょう?