1933年(昭和8年)に開園した六甲高山植物園に、牧野博士は開園当時から何度も来園し、講話などをしていました。2023年3月から90周年特別企画として開催した、『牧野の足あと ~神戸で見つける博士と植物~』が大変好評だったため、さらに内容を充実させて開催します。日本植物学の父と呼ばれる牧野博士の功績を紹介するほか、関西に残された牧野富太郎直筆の書や手紙や標本などゆかりの品々を展示します。また、精緻な牧野式植物図の代表作「大日本植物志」の展示もあります。 NHK2023年度前期連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなり、一躍脚光を浴びた牧野博士の知られざる一面をご紹介します。 本展では博士のドラマチックな生涯や数々の功績を紹介するほか、関西に残された直筆の書や手紙、写真、標本などの貴重な資料を展示します。特に「結網帖」は、3つしか存在が知られておらず、大変貴重なものです。 また、博士の人生を知るすごろく風のスタンプラリーを園内のゆかりの植物で巡る「博士とてくてくスタンプラリー」も同時開催。園内の8種の植物を巡りスタンプを集めると、オリジナルポストカードが完成。牧野博士の等身大のフォトスポットも登場。植物初心者でも気軽に参加でき、牧野博士や植物に興味を持つきっかけになるイベントです。 現在の高知県高岡郡佐川町で誕生。新種ヤマトグサを発表し、日本人として国内で初めて学名をつけました。94年の生涯において収集した標本は約40万枚といわれ、新種や新品種など約1500種類の植物を命名するなど、日本植物分類学の礎を築きました。研究に打ち込むあまり膨らんだ借金の返済を、神戸在住の資産家・池長孟が支援し、池長植物研究所を作ったことから、神戸には25年間通いました。関西とゆかりが深く、多くの教育者、趣味家、研究者たちと深い交流がありました。六甲山にも何度も植物採集に訪れています。 |
写真や書、手紙、標本などゆかりの品々を展示。25年間神戸に通って深く関わりを持った牧野博士の知られざる一面をご紹介します。精緻な牧野式植物図の代表作「大日本植物志」の展示も。 博士の人生を知るすごろく風のスタンプラリー。園内にある8か所のスタンプを集めて博士の関西での足あとをたどりましょう。完成したスタンプカードはポストカードとして使えるほか、併設のカフェ「エーデルワイス」では10%OFFの割引チケットとしても使用できます。 |
牧野博士がたどった関西での足跡をエピソードなどを交えて紹介します。 開催日時:5月12日(日)13:30~14:30 博士も植物図を描くときに用いたリトグラフをキッチン用品で代用して体験してみよう! 開催日時:5月25日(土)10:30~12:00/14:00~15:30 数々の植物本を執筆し、植物の写真家でもあるいがりまさし氏と一緒に身近なスマホを使いながら、心に響く植物写真を撮りましょう! 開催日時:6月1日(土)10:30~12:00/14:00~15:30 牧野博士のように植物標本を作ってみよう!じっくり見てみると植物の新たな発見があるかも! 開催日時:8月3日(土)10:30~12:00〈休憩〉4:00~15:30 |
牧野の足あと~博士と関西の仲間たち~ 六甲高山植物園 |
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公式HP | ►イベント詳細はこちらから |
開催日時 | 2024年3月16日(土)~8月18日(日) 10:00~17:00(16:30入園受付終了) |
開催場所・お問い合わせ | 六甲高山植物園 〒657-0101 神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150 TEL:078-891-1247 ►六甲高山植物園のHPはこちらから ►六甲高山植物園の営業案内はこちらから |
料金 | 無料 ※入園料別途要 |
情報提供 | |
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植物自由業 東アジア野生植物研究会 主宰 森 和男様 Gadenet(ガデネット)会員情報マイページ:https://gadenet.jp/kazuomori/ |