上映を再開した映画館で、ピエール・カルダン氏のドキュメンタリー作品の予告編を見ることに。御年98歳、今でも服をデザインしショーを開催、自宅まわりの改修にも取りかかるなど、バリバリの現役であると知りました。 さて本書では、デザイナーとブランドのつくった18の庭が登場します。 Architectural Digest、Elle Décor、Marie-Claire maisonなどインテリア・建築関係メディアで活躍する写真家が、デザイナー達が語る、自庭のチャームポイントや庭にまつわるストーリーに寄り添って撮影。 例えば、 鯉が遊ぶ池の周りにはギボウシやモミジ。でも、日本ではないどこかを思わせる空間にたたずむのは、Kenzoブランドで知られる高田賢三さん。 ハーディ・エイミス氏のコテージガーデンは、長閑ながらもエレガントな細部がコッツウォルズにハマる、 と言った具合です。 表現する手段がファッションから庭に変わっても、デザイナーの感性はそこかしこに息づいているので、オススメは、理屈抜きに好き・嫌いでページをめくること。 自分の嗜好がどこに向いているのか、気付かされるかも知れませんよ。 Introduction ライター |
FASHION DESIGNERS’ GARDENS ファッション デザイナーズ ガーデンズ |
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著者 | Francis Dorléans フランシス・ドルリアン |
規格 | 25.5 x 2.2 x 31.7 cm 205ページ |
定価 | £25 |
ISBN | 0-304-35437-6 |
発行日 | 2000年 |
発行 | Cassell&Co (版により、出版社・ISBN・体裁が異なる場合があります。) |
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