NURSERIES vol.19
松原園芸

NURSERIES vol.19 松原園芸

NURSERIES vol.19 松原園芸 ペチュニアのオリジナル品種‘ヴァンサンカン ブルーピコティー’を手にする松原紀嘉さん
ペチュニアのオリジナル品種‘ヴァンサンカン ブルーピコティー’を手にする松原紀嘉さん
オリジナル品種の少量多品種栽培をおこなう革新的なナーセリー

 11月初め、群馬県の南東部、伊勢崎市の広大な平野に位置する松原園芸を取材に訪れた。ユニークな経営スタイルの話を聞いて興味を持ち、訪れたいと考えていたナーセリーだ。ビオラのオリジナル品種がズラリと並ぶハウス内で、作業中の松原紀嘉さんが迎えてくれた。毎年世に送り出すオリジナル品種の多さは特筆に価し、経営手法も従来の考えに囚われないスタイルをとっている部分が多く、新しい時代の農業を感じさせる。ひとしきりの話の後、少し離れた場所にあるハウスを案内してくれた。ハウスを全て合わせると2,000坪ほどになる。

花の生産を目指し、就農

 松原さんの両親は、もともとはハウスで野菜をつくる施設農業を営んでいて、毎日長時間作業に追われる姿を見て、子供の頃は農家を継ぎたくないと思っていた。しかし、紀嘉んが中学生の頃に花の栽培に切り替えてから、その気持ちが変わってきたという。大学では植物遺伝学を学び、卒業後に就農するつもりだったが、当時お世話になっていた准教授に引き止められ助教となり、自分の研究室を持つまでになる。しかし、就農する意思は変わらず、6年前に家業を継いだ。大学を辞めるときは周囲から「花では食えないよ」と言われたそうだが、勝算はあった。オリジナル品種を開発し、

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