登場いただくお二人のコメントでキャラクターやポリシーを知り、その関係から生まれるエネルギーを未来へのヒントにしていこうという連載Commentの第2回です。今回は、長年植物の生産と見本ガーデンの維持管理に携わってきた小黒 晃さんと、花や緑をお客様に届ける流通の現場に関わる北川大輔さんが登場。立ち位置こそ違えど、川の流れを俯瞰しているかのようなお二人のコメントを、どうお感じになりますか?
植物に関する実践的で深い知識を持つ小黒 晃さん。自然への興味が高じて、高校では生物部に所属。大学は園芸学部に進み、花卉園芸を学びながら植物同好会にも参加した。卒業後は株式会社ミヨシに入社、国内外から遺伝資源を集め、育種をおこなった。宿根草に魅了され、広く魅力を伝えたいと山梨県の社有地に見本園をつくったのは90年代後半。植物の声に耳を傾け、試行錯誤を重ねながら維持管理しているペレニアルガーデンは、訪れる多くの人々がその植栽から学ぶ場ともなった。 新しい花との出会いを求め、機会をみつけては出歩く小黒さん。植物と真摯に向き合う姿勢と飽くなき探究心があればこそ、真の知識が身に付く。机上の理論ではなく、経験から得られた知見は、何にも勝るのだ。(JGN事務局) |
都内の人気園芸店、渋谷園芸で営業から経営までを精力的にこなす北川大輔さん。実は、自転車競技の選手を目指していたが、高校時代の怪我で断念。卒業後、切り花市場に入社し、20歳という異例の若さでセリにデビューした。自身よりはるかに年上の買参人や生産者、他のセリ人と渡り合ったおかげで度胸がつき、売買の気配と流通の実際も学んだ。渋谷園芸に入社してからは、店舗のスタッフをしながら営業も兼務。輸入品の卸売など新規事業にも取り組む。 売るためには、エンドユーザーである花を楽しむお客様の立場を考えることが必須だが、一方で、生産者が花づくりの現場を維持できなければ意味がない。一人勝ちは不可能、業界全体が盛り上がらなければならない。今起きていることを様々な視点から捉える感性が求められている。(JGN事務局) |
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