JGN創立メンバー・樹木医・環境造園家 豊田 幸夫
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►豊田 幸夫(とよだ ゆきお) 1974年千葉大学園芸学部造園学科卒、鹿島建設入社。1977年桑沢デザイン研究所基礎造形科修了。1999年(株)ランドスケープデザインに出向、設計部 技術部長。2013年退社し、エコ&ヒーリングランドスケープコンサル開設。資格は樹木医、技術士(建設環境)、一級造園施工管理技士、英国園芸療法指導者(2級)。主な著書、「建築家のための造園設計資料集」(誠文堂新光社)、「建築家のためのランドスケープ設計資料集」(鹿島出版会)、「エコ&ヒーリング・ランドスケープ」(鹿島出版会)他多数。(社)地域緑花技術普及協会・理事、NPO法人東京樹木医プロジェクト・理事、他。 |
![]() 既存の花木・紅葉樹の下のハーブ主体のエディブルガーデン(ドックローズ、ラベンダー、ワイルドストロベリー他) |
身近にある緑は、私たちの生活に潤いを与えてくれます。食べられる植物を主体としたエディブルガーデンは、観賞に加えて味覚でも楽しめ、さらに豊かさを増してくれることでしょう。生物多様性や人どうしのコミュニケーション形成にも寄与するエディブルガーデンを提唱し、多くの設計・施工にも携わる豊田幸夫さんに、その機能性や楽しみ方、注意点などを語っていただきました。皆さんが、より身近に植物を楽しむための参考になれば幸いです。(事務局)
人を含む動物たちは、太陽の光、大気、降水、土壌、野生生物、の5つの要素からもたらされる、食料や水の供給、気候の安定など、生物多様性を基盤とする生態系から得られる恵みによって支えられていますが、これらの恩恵を「生態系サービス」と呼びます。
緑・自然は、単に良好な景観の形成や環境改善機能のみならず、各種の植物療法にみられる健康・療養機能、植物を介してのコミュニケーション形成機能など、多様な機能を有しており、その活用が試みられています。また、気候変動に伴う異常気象による世界的な食料不足、地震や災害などによる局地的な食料不足などへの対応が求められていて、身近な場所で食べられる植物や野菜を育てることの必要性が高まってきています。そこで注目されるのが、エディブルガーデンです。
エディブルガーデンとは、野菜やハーブ、果樹など、食べられる植物を主体に植えられた五感を刺激するナチュラルガーデンのことで、キッチンガーデンやポタジェとの違いは、雑草として扱っている野草も取り入れ、生物多様性に配慮しているところです。また、果樹やハーブを植栽に取り入れることにより、冬はキンカンの実やローズマリーの花、秋はカキやユズの実が楽しめるなど、草花の彩りに加えて、四季折々に五感で楽しめる自然な庭になります。しかも、・・・
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