

時期とコンセプトは異なれど、園芸とガーデニングの世界に大きなインパクトをもたらし、社会的にも影響を与えた雑誌の編集長を務めたお二人。自分の信じる道を進み、多くの人々に園芸・ガーデンの楽しさを伝えてきたお二人にご登場いただく、Comment の連載第11回です。
宅間 清子
Seiko Takuma
里山暮らし

多くの趣味家の心をとらえた伝説的な園芸雑誌『ガーデンライフ』の編集長を務めた後、植物の生産、そして文字通り地に足を付けた里山暮らしを始めた宅間清子さん。植物に強い興味を持つようになったのは、出版社に就職して3年目、山草と高山植物に関する単行本を担当したことがきっかけだった。企画して本にする仕事は面白く、それ以降ずっと園芸関連の本や雑誌に携わり、自分を園芸の世界に引き込んでくれたという『ガーデンライフ』の編集長に。知性あふれる多くの執筆者と接するのが楽しかった。しかし、55歳になったら好きなことをやろうという思いのままに、退職して里山暮らしを目指し、千葉県鴨川市の山あいの土地と東京との往復の生活が始まった。植物を育てるうちにハウスが欲しくなり、千葉県山武市に1,000坪以上のハウスを借りてその中に小さな小屋を建て、愛犬3匹と一緒に朝起きたらすぐ仕事場の生活を始めた。18年間アルパイン・プランツに近いものから、多肉植物まで、自分が好きな多種多様な植物をつくったのち、鴨川で本格的に里山暮らしを始める。
直売所に果物や球根などを出荷する一方、東京の生家近くの桜土手に、自分の庭や畑にある植物を寄贈し、花でいっぱいにしようと夢見ている。また、鴨川では園芸教室の講師を務めるなど、園芸の楽しさを人々に伝え、地元の桜を守る活動にも参加。地球に近づきたくて、地面を這い回っている、と笑う。(JGN事務局)
►宅間 清子氏の会員情報マイページはこちらから
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八木 波奈子
Hanako Yagi
BISSES出版代表取締役

ガーデニングのパイオニアマガジン『BISES』編集長として奮闘、ガーデニングブームの火付け役となり、盛り上げてきた八木波奈子さん。美しいものが好きで大学では美術史を専攻、出版社ではファッションやインテリア、ライフスタイルの雑誌を担当したが、やがて困難であると分かっていても、誰もやったことがない、自分オリジナルの新しい領域の雑誌をつくりたいとの思いに駆られた。渡英した際、ガーデンの持つ社会性にピンときて、女性が生活者として楽しめるガーデニング&ライフスタイル誌『BISES』を誕生させた。自然との共生や日常への密着をベースにしながら、美しい誌面にこだわり、当時日本ではほとんど知られていなかったモネの庭や英国の名園を紹介、多くの人々の注目を集めた。熱い情熱で、不可能と思われたチャールズ英皇太子の庭の記事を英国外では初めて実現。誌面は多くの人々の共感を呼び、ガーデニングブームを巻き起こした。八木さんが使い始めて、今では誰もが知るガーデニングという言葉は、1997年の流行語大賞にも選ばれた。
東日本大震災の直後には、ガーデンチャリティを立ち上げ、ガーデンが人々の心を明るくし、社会を動かす力があることを証明。そのときの経験から、ガーデンセラピーへの興味を深めていく。
『BISES』25年の歴史の中で、「この指とまれ!」と発信し、語り続けてきたことが共感を呼び、いま、やってきたことが間違っていなかったと感じている。曰く「ガーデニング最高!」(JGN事務局)
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宅間 清子さんから3つのコメント
► 1► 1「花は心が食べるもの 野菜は体が食べるもの」
昔聞いてとても良い言葉だと思い、講習会の時には・・・ |
八木 波奈子さんから3つのコメント
► 1「ガーデンの社会的意義に注目」
ガーデンは、心に種を蒔くアート。人々をつなぎ、街を・・・ |
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JGN NEWS LETTER 2021年早春号 Vol.14(その1)
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JGN創立メンバー 里山暮らし 宅間 清子氏
JGN創立メンバー BISSES出版代表取締役 八木 波奈子氏
時期とコンセプトは異なれど、園芸とガーデニングの世界に大きなインパクトをもたらし、社会的にも影響を与えた雑誌の編集長を務めたお二人。自分の信じる道を進み、多くの人々に園芸・ガーデンの楽しさを伝えてきたお二人にご登場いただく、Comment の連載第11回です。
Seiko Takuma
里山暮らし
多くの趣味家の心をとらえた伝説的な園芸雑誌『ガーデンライフ』の編集長を務めた後、植物の生産、そして文字通り地に足を付けた里山暮らしを始めた宅間清子さん。植物に強い興味を持つようになったのは、出版社に就職して3年目、山草と高山植物に関する単行本を担当したことがきっかけだった。企画して本にする仕事は面白く、それ以降ずっと園芸関連の本や雑誌に携わり、自分を園芸の世界に引き込んでくれたという『ガーデンライフ』の編集長に。知性あふれる多くの執筆者と接するのが楽しかった。しかし、55歳になったら好きなことをやろうという思いのままに、退職して里山暮らしを目指し、千葉県鴨川市の山あいの土地と東京との往復の生活が始まった。植物を育てるうちにハウスが欲しくなり、千葉県山武市に1,000坪以上のハウスを借りてその中に小さな小屋を建て、愛犬3匹と一緒に朝起きたらすぐ仕事場の生活を始めた。18年間アルパイン・プランツに近いものから、多肉植物まで、自分が好きな多種多様な植物をつくったのち、鴨川で本格的に里山暮らしを始める。
直売所に果物や球根などを出荷する一方、東京の生家近くの桜土手に、自分の庭や畑にある植物を寄贈し、花でいっぱいにしようと夢見ている。また、鴨川では園芸教室の講師を務めるなど、園芸の楽しさを人々に伝え、地元の桜を守る活動にも参加。地球に近づきたくて、地面を這い回っている、と笑う。(JGN事務局)
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Hanako Yagi
BISSES出版代表取締役
ガーデニングのパイオニアマガジン『BISES』編集長として奮闘、ガーデニングブームの火付け役となり、盛り上げてきた八木波奈子さん。美しいものが好きで大学では美術史を専攻、出版社ではファッションやインテリア、ライフスタイルの雑誌を担当したが、やがて困難であると分かっていても、誰もやったことがない、自分オリジナルの新しい領域の雑誌をつくりたいとの思いに駆られた。渡英した際、ガーデンの持つ社会性にピンときて、女性が生活者として楽しめるガーデニング&ライフスタイル誌『BISES』を誕生させた。自然との共生や日常への密着をベースにしながら、美しい誌面にこだわり、当時日本ではほとんど知られていなかったモネの庭や英国の名園を紹介、多くの人々の注目を集めた。熱い情熱で、不可能と思われたチャールズ英皇太子の庭の記事を英国外では初めて実現。誌面は多くの人々の共感を呼び、ガーデニングブームを巻き起こした。八木さんが使い始めて、今では誰もが知るガーデニングという言葉は、1997年の流行語大賞にも選ばれた。
東日本大震災の直後には、ガーデンチャリティを立ち上げ、ガーデンが人々の心を明るくし、社会を動かす力があることを証明。そのときの経験から、ガーデンセラピーへの興味を深めていく。
『BISES』25年の歴史の中で、「この指とまれ!」と発信し、語り続けてきたことが共感を呼び、いま、やってきたことが間違っていなかったと感じている。曰く「ガーデニング最高!」(JGN事務局)
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► 1► 1「花は心が食べるもの 野菜は体が食べるもの」
昔聞いてとても良い言葉だと思い、講習会の時には・・・
► 1「ガーデンの社会的意義に注目」
ガーデンは、心に種を蒔くアート。人々をつなぎ、街を・・・
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JGN創立メンバー 里山暮らし 宅間 清子氏
JGN創立メンバー BISSES出版代表取締役 八木 波奈子氏
►JGN NEWS LETTER 2021年早春号 Vol.14(その2)
癒しの庭 エディブルガーデン
JGN創立メンバー・樹木医・環境造園家 豊田 幸夫氏
►JGN NEWS LETTER 2021年早春号 Vol.14(その3)
第5回 思い出のボタニカルアート
ウォルター・フッド・フィッチ(1827-1892)石版画手彩色『SELECT ORCIDACEOUS PLANTS』より
JGN創立メンバー オランジェリー・コレクション 代表 大根 恒子氏
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