太田記念美術館主席学芸員・JGN創立メンバー 日野原 健司
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► 日野原 健司(ひのはら けんじ) 1974年生まれ。千葉県出身。慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了。現在、太田記念美術館主席学芸員、慶應義塾大学非常勤講師。 江戸時代から明治時代まで、浮世絵の歴史を幅広く研究しつつ、妖怪や園芸、旅といったジャンルの研究にも取り組んでいる。太田記念美術館にて「江戸園芸花尽し」展(2009年)を担当。著書に『浮世絵でめぐる江戸の花』 (平野恵氏との共著、誠文堂新光社)、『ようこそ浮世絵の世界へ』(東京美術)など。 |
近年、園芸にまつわる浮世絵が注目され、各地で展覧会が開催されています。江戸時代の人々の園芸に対する熱気を伝えてくれるそれら浮世絵の中に、「おもちゃ絵」というジャンルがあるのをご存知ですか?もともと子供用につくられたものですが、園芸や庭関連の事物が描かれたものも多く存在します。浮世絵研究が専門の日野原 健司さんの解説で、おもちゃ絵を通して当時の「花育」、さらには園芸文化の高さを垣間見ていただければ幸いです。(事務局)
サクラ、マツ、ウメ、キク、アサガオ。さらには、ソテツ、サボテン、フクジュソウ。植木鉢に植えられたさまざまな種類の園芸植物たちが、画面を埋め尽くすように並んでいます 1 。色も鮮やかで可愛らしく、このまま包装紙のデザインにも使えそうです。
実はこちらの絵、・・・
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