2017年、新たな備前焼の魅力を発信する為の取り組みとして、Bizen×Whichfordプロジェクト が備前で始まりました。

2017年、新たな備前焼の魅力を発信する為の取り組みとして、Bizen×Whichfordプロジェクト が備前で始まりました。

2017年、新たな備前焼の魅力を発信する為の取り組みとして、
Bizen×Whichfordプロジェクト が備前で始まりました。

 備前焼は、昔から花器や食器、干支などの細工物といった日本の伝統工芸品が主に作られていますが、一方で常に変化をし続け、うわぐすりをかけずにじっくりと焼く「焼締め陶芸」で、シンプルな中に無限の可能性を秘めた産地でもあります。 一方、英国でガーデニング用のフラワーポット(園芸鉢)を手がける世界的に有名な工房 Whichford Pottery (ウィッチフォードポタリー) の代表 Jim Keeling (ジム・キーリング) は何年も前から備前に足を運び、素朴で味わいのある備前焼に惹かれていました。 備前焼と園芸鉢、全く異なるジャンルでありながら、「無釉焼締め陶(むゆうやきしめとう)」という共通点から、この度、完全オリジナルのBizen × Whichford フラワーポットが誕生しました。 日本が誇る備前焼の多種多彩な焼けや自然の存在感をフルに感じられる備前土。古くからヨーロッパで受け継がれた装飾技法やシンメトリー且つ力強いフォルム。Bizen × Whichford フラワーポットは日本と英国の文化、また関わった職人全ての意志が一つとなり形作られた作品です。

Whichford Pottery
代表 ジム・キーリングより

 12年前、初めて備前焼と出会った時、自分自身の伝統である素焼きのフラワーポットを既に30年間英国で作り続けていました。繊細で幾つもの高度な技術を十分に理解してこそ生み出される備前焼は、多彩な変化を可能とする備前土をゆっくりと長時間焼くことにより生まれます。自分がしてきたこととは全く違っていましたが、そこから放たれる力に瞬く間に感動を覚えました。 だからこそ、まだ挑戦したことがない、完全に新しい作品の創造を通して、備前という地域社会と関われることを大変光栄に思っています。個性的な備前土と窯に順応した、英国ならではの力強いデザイン。まさに、使うために作られたフラワーポットです。

Bizen × Whichford プロジェクト
備前とウィッチフォード、それぞれの魅力

Bizen

 日本には六古窯といわれる瀬戸・常滑・丹波・越前・信楽・備前と800年以上続く陶芸の産地があり、2017年には日本遺産にも指定されました。 その中でも備前焼は、古来より続いている伝統を今でも守り続け、穴窯や登り窯といった松割木を燃料とする薪窯で、約10日間かけて焼き上げます。うわぐすりをかけず、良質の陶土をじっくり焼き締めることで、ごく自然な土と炎の変化、そして、その融合によって生み出される世界で一つしかない作品となり、使い込むほどに味が出る焼きものです。 時が移り、世の中が変わっても、先人たちの技術と工夫が伝統を繋ぎ、作品の中に様々な想いが込められた焼きもの、それが備前焼特有の魅力です。

Whichford

 英国のコッツウォールズ地方、ウィッチフォードにある工房で、ジム・キーリングによって1976年に設立されました。 英国に古くから伝わるデザインと手法を守りつつ、常に独創的な新しいアイデアに取り組みながら、フラワーポットを作り続けています。全ての工程は熟練した職人によるハンドメイドで、作品一つ一つに独特な個性が宿ります。また、オリジナルブレンドで作られる粘土が高品質なフラワーポットの秘密です。 ガーデナーでもあるジムのインスピレーションから生まれ、それぞれのデザインに歴史的な背景やストーリーが込められていることも、ウィッチフォードポタリーの魅力の一つです。 現在、約30名の地元の人々を中心としたチームで成り立っています。

2017年 プロジェクトの軌跡

備前で制作するウィッチフォードポタリーの職人達
作品制作やワークショップなどを通じて市民や地元アーティストとの交流を図りました。
旧閑谷学校フラワーフェスティバル展示Bizen×Whichfordの鉢を使った寄せ植え教室の開催
2018年1月、英国より職人達が来日。再び文化の交流が始まります。その後も定期的に備前に招待し、制作ワークショップを行っていく予定。

Bizen×Whichfordプロジェクト
主催 Bizen×Weichfordプロジェクト
共催 備前焼のまちづくり推進協議会
TEL 0869-64-2453 (備前陶芸センター)
お問い合わせメール bizenwhichford@zoho.com
情報提供 ウィッチフォード公式セールスアドバイザー 田中 美紀様
Blog:『Whichfordに恋をして』http://wfpottery.exblog.jp/
Gadenet(ガデネット)会員情報マイページ:http://www.gadenet.jp/mikitanaka/