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435夜 進化するモス・ローズ~ケンティフォリア系

田中敏夫- ggrosarian「バラ咲く庭の物語」より

434夜では、モス・ローズはケンティフォリアの枝変わりとして生じたものだと書きました。
ほとんど不稔と考えてよいケンティフォリア。そうなるとモス・ローズも不稔だと考えるのが自然ですが、販売業者や育種家の努力によって新しいモス・ローズが市場へ出回るようになってきました。

オールド・レッド・モス(Old Red Moss)- 1835年

“オールド・レッド・モス”という名前からはいかにも古い由来の品種という印象を受けますが、現在この名前で出回っている品種がはたして古来のものなのかどうか疑問視するむきがあります。
現在見ることができるオールド・レッド・モスの特徴は以下のようなものです。

中輪または大輪、20弁前後、オープン・カップ型となる花形。
カーマイン・レッド(バーガンディ)とは言い切れませんが、西洋サクランボ色(深いピンク)をさらに深くした花色です。変わった表現かもしれませんが、”薄色バーガンディ”とでも呼びたい気になります。
香りは強くないものの、どちらかというとダマスク系列の香り。
萼、株肌に苔というより小さなトゲといったほうがよい突起が密生します。3m高さを超えていたという記述もありますが中型のシュラブとするのが適切かと思います。

田中敏夫- ggrosarian「バラ咲く庭の物語」より

434夜では、モス・ローズはケンティフォリアの枝変わりとして生じたものだと書きました。
ほとんど不稔と考えてよいケンティフォリア。そうなるとモス・ローズも不稔だと考えるのが自然ですが、販売業者や育種家の努力によって新しいモス・ローズが市場へ出回るようになってきました。

オールド・レッド・モス(Old Red Moss)- 1835年

“オールド・レッド・モス”という名前からはいかにも古い由来の品種という印象を受けますが、現在この名前で出回っている品種がはたして古来のものなのかどうか疑問視するむきがあります。
現在見ることができるオールド・レッド・モスの特徴は以下のようなものです。

中輪または大輪、20弁前後、オープン・カップ型となる花形。
カーマイン・レッド(バーガンディ)とは言い切れませんが、西洋サクランボ色(深いピンク)をさらに深くした花色です。変わった表現かもしれませんが、”薄色バーガンディ”とでも呼びたい気になります。
香りは強くないものの、どちらかというとダマスク系列の香り。
萼、株肌に苔というより小さなトゲといったほうがよい突起が密生します。3m高さを超えていたという記述もありますが中型のシュラブとするのが適切かと思います。

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備考 週末などに下記店舗にいることが多いです。
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